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ドラマBiz「ハラスメントゲーム」

これってハラスメント?

2018-12-10 11:00:00 クレーマー再襲来、ガセ情報、買収危機...マルオーを救うため、秋津(唐沢寿明)が出した答えとは:

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唐沢寿明主演! テレビ東京開局55周年特別企画ドラマBiz「ハラスメントゲーム」。
今夜10時からは、第9話(最終話)をオンエア! 「クズ中のクズだ!」クレーマー再襲来&ガセ情報大炎上で買収危機...。秋津(唐沢寿明)vs横手(加藤雅也)全面対決! マルオーを救え! ついに涙の最終話...。

買収ファンド会社のナスキーパートナーズ代表・横手理市(加藤雅也)に拘束されていた丸尾隆文(滝藤賢一)。秋津渉(唐沢寿明)、脇田治夫(髙嶋政宏)の交渉によって無事解放されるが、問題はまだ解決していない。それどころか買収に向けたマルオーへの攻撃は、激しくなっていく一方だった。

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高村真琴(広瀬アリス)のもとに、再び"カラハラ男"田端慎二(迫田孝也)が現れたとの連絡が。今度の標的は品川店。仲間を引き連れて店長・松本幸太(田中幸太朗)にクレームをつけていた。秋津らが説得にあたるが、田端は「こんな店、もうすぐなくなるのに」と驚きの言葉を言い放つ。なんとSNSで「全店閉店する」というガセ情報が出回り大炎上していたのだ。明らかに横手の仕業である。

クレーマーを送り込まれ、ガセの閉店情報を流され、マルオーは完全に狙い撃ちされている...秋津は険しい表情で丸尾にそう警告する。脇田治夫(髙嶋政宏)は役員たちを落ち着かせ、冷静に事態を収束させようとするが、その裏ではすでに横手による次の一手が動き出していて――。

会社を、社員たちを守るため、奔走する秋津たち。そんな中、丸尾が下した決断は? このまま攻撃に屈し、マルオーは買収されてしまうのか?

「ハラスメントゲーム」のLINEスタンプが発売に!

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テレビ東京開局55周年特別企画ドラマBiz「ハラスメントゲーム」(主演:唐沢寿明)のLINEスタンプが好評発売中! 唐沢や広瀬アリス、古川雄輝、市川由衣、滝藤賢一、石野真子、佐野史郎、高嶋政宏などレギュラーキャスト陣全員が登場し、唐沢演じる秋津の名言「クズ中のクズですね」をはじめ、「セクハラです!」「パワハラ?」「家庭内モラハラじゃない?」などハラスメントに立ち向かうセリフやドラマ内で登場した日常で使える言葉が多く採用されている。


■配信スタンプ 概要
『ハラスメントゲーム 』 LINEクリエイターズスタンプ
【配信アプリ】 LINE ( http://line.me )
【価格】 1セットあたり120円(税込)または50コイン
【1セット数】 24個

■LINE STORE(※iPhone/Android/PCでのみ閲覧が可能 )https://line.me/S/sticker/5324908
※スマートフォンでアクセスした場合はスタンプショップ
PCでアクセスした場合はLINE STOREへ自動的に遷移します。
(LINE STOREはLINEをインストールしているiPhone/Android端末で閲覧が可能)

出演者

唐沢寿明、広瀬アリス、古川雄輝、市川由衣、滝藤賢一、石野真子、佐野史郎、髙嶋政宏ほか

2018-12-09 21:00:00 髙嶋政宏×吉田豪が禁断トーク「SMはその場限り...社交辞令もない一期一会の世界なんです!」

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髙嶋政宏×吉田豪の禁断トークは、SM愛好家の意外な真実、撮影現場でのSM活用術を限界突破でしゃべりまくり! 髙嶋ならではの危険な(?)視点で見た、テレビ東京 開局55周年特別企画 ドラマBiz「ハラスメントゲーム」(毎週月曜 夜10時)キャストの素顔も明らかに!? さらには「良い俳優の条件」まで...深~い話が飛び出します!

浮気はしてないんですね(笑)

吉田豪「突然ですが、髙嶋さんにとって、アウトの基準はどこなんですか? 世間よりは基準が緩い人だと思うんですけど、髙嶋さんなりのアウトの基準はあるのかなと思って」

髙嶋政宏「う~ん、アウトですか...アウトっていうのはないですね。その人のフェチで、そこで何をおやりになられても、それを見て『こういうフェチもあるんだ』と楽しむだけなので。普通の人が考えるような、飲みに行って女の子と密着してキスしたり、ホテルに連れ込んだりとかはないです。そういうのは、全然面白くないじゃないですか」

吉田「なぜなら普通だから」

髙嶋「そう、普通だから。女の子と飲んでて、普通の会話をして何が面白いんだと。変態同士なら『こうなんですか? 私はこういうのが好きです』とかどんどん盛り上がって、『どんな感じでやるんですか?』ってお互いにそれを見たり、五感の話にもなりますよね。味覚・触覚・嗅覚・聴覚・視覚...さまざまな話になりますよ。そういう話をしながら飲んで『そろそろ終電なんで』『ああ、もう行った方がいいですよ』ってなる。......どうですか、この健全な飲みは。そんな感じですよ」

吉田「つまり、問題にはならないことをずっとやってるわけですね」

髙嶋「そうです。そこには接触がない」

吉田「浮気はしてない(笑)」

髙嶋「してないんですよ。人の変態性を聞くのに、どこにスキャンダラスなことがあるのかということです」

吉田「SMは大好きだけど肌と肌で接触は一切してないって、ずっと言ってますもんね」

髙嶋「接触は一切してない。話すだけです。ハラスメントって昔からそうですけど、好きな相手からされたらたまらなく嬉しいことだったりするでしょ。でも普通だったり、嫌いな人からされるとハラスメントになる。あれ、微妙ですよね」

吉田「関係性にもよるし、その人の人間性にもよるってことですよね」

髙嶋「ハラスメントをハラスメントだと言われないためには、やっぱりコミュニケーションが大事なんですよ」

吉田「まず関係性を作っておく」

髙嶋「僕みたいに、ずっと下ネタを言い続ける。その中で引く人、ゲラゲラ笑う人、そういう話は二度としないでくださいと怒る人...」

吉田「...そういうパターンもあるんですね?」

髙嶋「あります、あります」

吉田「ダハハハハ! やっぱり(笑)」

髙嶋「そもそも、僕との共演をなかったことにする人もいる。そこでわかるわけですよ」

吉田「そんな人までいる(笑)」

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衣装クレジット:ジャケット(¥280,000)、パンツ(¥148,000)、シャツ(¥140,000) 参考商品すべて BRIONI/ブリオーニ ジャパン 03-6264-6422。スタイリング:井嶋一雄(Balance)

髙嶋「やっぱりね、コミュニケーションしないとダメですよ。LINEでもメールでもいいから。LINEをするにしても、相手に連絡先を聞かないといけないんで、『教えてくださいよ』と言った時に、『私そういうのやってませんから』ってなったりもしますけど(笑)。SMバーでの出会いの場合、みんな変態でいろんなフェチで、ラップを巻かれてなめられてるヤツとか、カップルで蹴られてるヤツとか、縛られたりとか、引っ張り合いとか、いろんなのがいるんですけど、そういう場で『じゃあ、縛りの練習させてください』って一緒に参加して、そこで意気投合したと思うじゃないですか。でも、『また練習台になってください。LINEを教えてください』と言うと『私、こういう所で出会った人とは交換しないって決めてるので...』となる。そんな感じなんですよ。プレイって表現すると急にダークになりますけど...」

吉田「生々しくもなりますけど(笑)」

髙嶋「それと関係性は全然別だと。テニスとか卓球とかバドミントンよりも関係性はないんです。『今度、一緒にテニスしましょうよ。来月ぐらいどうですか?』『ぜひぜひ! じゃあ、さようなら~』みたいな社交辞令すらない世界なんです」

吉田「濃厚だけど、あくまでもその場限りで」

髙嶋「その場限りですよ。終わった瞬間に『それ以上、近付かないで!』って感じですからね。当然、その人がどこの誰かも知らない。自分と同じフェチっていうと、ちょっと生々しいので...同好の士と出会って、語り合って、去っていく。一期一会なんです」

出演者

唐沢寿明、広瀬アリス、古川雄輝、市川由衣、滝藤賢一、石野真子、佐野史郎、髙嶋政宏ほか

2018-12-03 06:24:00 優秀な人ほど要注意!一般企業でも芸能界並みのハニートラップが存在する?

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セクハラ、パワハラ、マタハラ、パタハラ...etc、自分ではそんなつもりがないのに相手を傷つけてしまい、問題になるケースが多い昨今。なかなか息苦しく、生きづらい世の中だが、"もしも"の時に備え、対処法を学ぶことも賢く生きていくための知恵の一つ。さまざまなケースを踏まえながら、専門家によるわかりやすい解説を紹介していく。

もしもこんなハラスメントがあったら...

【CASE 7】社内の党閥争いでハニートラップの餌食に!?

これは、某大手の老舗チェーンスーパーで起きたハラスメント。

社内の"駆け込み寺"のような存在であったコンプライアンス室の室長が、役員秘書からセクハラで訴えられる事態に。すべては醜い党閥争いが発端で、今回の件も、ある役員が仕掛けたハニートラップだった。

しかし、夜という時間帯に、酒を飲む場で女性と二人きりで会った室長に隙があったことも事実。秘書からしなだれかかられた室長は、それを受け止めただけだったが、どんなに弁解しても、信用されにくいシチュエーションだった。

外部の弁護士から事情聴取を受けた際、室長は無実を訴えるが「証拠がない」という理由で一蹴され、窮地に立たされてしまう。結局、処分が決定するまで自宅謹慎。ピンチを切り抜ける決定的な材料が見つからないまま、ただただ時間が過ぎていく。

そんな中、役員会議では室長を自主退職させようという動きが...。多くの役員たちが、同じ考えを持っていた。調査を請け負っていた弁護士は、自主退職だと処分が重すぎるため、再就職先を斡旋するようアドバイス。完全に、室長は"クロ"という形で話が進んでしまう。

やがて室長は、会社を辞めることを決意。辞表を用意するも、裏で何か大きな力が働いたのか突然、役員秘書が訴えを取り下げた。

室長は、無事に無罪放免となったが、セクハラ問題の発端となった社内の党閥争いは継続中。社長を含め、誰もが疑心暗鬼になっていて、いつどんなハラスメントが起きても不思議ではない不穏な空気が漂っていた――。

※今回紹介した【CASE7】の事案は、テレビ東京開局55周年特別企画ドラマBiz「ハラスメントゲーム」(毎週月曜夜10時)第7話で放送されたものです。

各方面でハラスメント問題が取り沙汰されて久しいが、大手企業であればあるほど、出世争いや派閥闘争によるハニートラップを仕掛けられることがあるという。「ハニートラップは芸能界だけのこと...」そんな甘い考えは、もはや危機管理が足りないと言えるのかもしれない。そこで昨今のハニートラップの実態、そして危機回避の方法を、ドラマBiz「ハラスメントゲーム」で監修を務める白井邦芳氏(ゼウス・コンサルティング株式会社代表)に聞いた!

女性社員と1対1で夜に会うこと自体が危険な行動

――今回のドラマで登場したように、会社内でハニートラップを仕掛けられるなどの事例は、実際にも存在するものなのでしょうか。

「これは決して大げさなことではなく、会社の役員の皆さんに多く見受けられる事例です。ごくごく一般的な会社でも、出世争いや党閥争いなどで十分起こり得る事例なので、最近は会社でも、このようなハラスメントから身を守るセミナーなどが普通に行なわれるようになりました」(白井氏 以下同)

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――今回のケースのように、ふいに肩を抱くだけでもセクハラになってしまうのでしょうか?

「肩がぶつかるくらいならOKですが、"なぜ肩を抱いたのか?"説明できない場合は、訴えられたとき不利に働くと言えるかもしれません。ハニートラップに遭わないためには、まず"女性社員と1対1で夜に会うこと"自体が大変危険な行動であると認識しておきましょう」

――社内・社外であっても、極力女子社員と2人きりにならない...今の時代これが身を守るための基本なのでしょうか。

「そうですね。例え『相談があります』と言われて呼び出されても、待ち合わせ場所に1人で行ってはいけません。必ず信頼の置ける同僚や部下を帯同させること。大手の企業になればなるほど優秀な人が狙われて、ハニートラップで昇進の内示を取り消されてしまったり、人生を狂わされることにもなりかねません。さらなる防御策として、話し合いの時は、必ずレコーダーを回しておくことをオススメします」

ドラマのように、目撃者を巧に仕込み、グルになって仕掛けてくるケースもあるそう。カメラがないところを狙って陥れられることもあるという。部下の悩みに耳を傾け、人助けをしようとしただけなのに...後々そんな後悔をしないためにも、"女子社員とのツーショットがいかに危険であるかということ"をしっかりと肝に銘じておこう。


そして今晩放送する、テレビ東京開局55周年特別企画ドラマBiz「ハラスメントゲーム」第8話は...。なんとゲストに出川哲朗が登場!

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辞表を提出した秋津渉(唐沢寿明)に対し脇田治夫(嶋政宏)は意外にも慰留させようとする。小松美那子(市川由衣)には買収ファンド会社で働いていた過去があり、スパイの可能性を睨んだ脇田は秋津に調査を依頼するが...。その頃、高村真琴(広瀬アリス)に世田谷店から連絡が。男性客がカスタマーハラスメントをしているという。そんな中、丸尾隆文(滝藤賢一)が突然音信不通に!本社では役員たちが困惑していた...。

「ハラスメントゲーム」のLINEスタンプが発売に!

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テレビ東京開局55周年特別企画ドラマBiz「ハラスメントゲーム」(主演:唐沢寿明)のLINEスタンプが好評発売中! 唐沢や広瀬アリス、古川雄輝、市川由衣、滝藤賢一、石野真子、佐野史郎、高嶋政宏などレギュラーキャスト陣全員が登場し、唐沢演じる秋津の名言「クズ中のクズですね」をはじめ、「セクハラです!」「パワハラ?」「家庭内モラハラじゃない?」などハラスメントに立ち向かうセリフやドラマ内で登場した日常で使える言葉が多く採用されている。


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出演者

唐沢寿明、広瀬アリス、古川雄輝、市川由衣、滝藤賢一、石野真子、佐野史郎、髙嶋政宏ほか

2018-11-26 06:24:00 「あなたは会社には不必要な人間!」50代管理職が受けた哀しきリスハラ

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セクハラ、パワハラ、マタハラ、パタハラ...etc、自分ではそんなつもりがないのに相手を傷つけてしまい、問題になるケースが多い昨今。なかなか息苦しく、生きづらい世の中だが、"もしも"の時に備え、対処法を学ぶことも賢く生きていくための知恵の一つ。さまざまなケースを踏まえながら、専門家による分かりやすい解説を紹介していきます。

もしもこんなハラスメントがあったら...

【CASE 6】ベテラン管理職を自主退職に追い込むリストラハラスメント

これは、某大手の老舗チェーンスーパーで起きたハラスメント。

ある人事を巡って"リスハラ"問題が発生。"リスハラ"とは、リストラハラスメントのこと。不本意な異動や全く仕事を与えないなど、本人が会社に居づらくなるような状況に追い込み、自主退職を促すのだ。会社の都合で解雇をすると、企業側には金銭的にも社会的にも損失が大きいため、この"リスハラ"が横行しているという実情がある。

社長命令で、ある一定数の50代管理職をリストラしないといけない人事部長は、簡単に応じそうもない社員に対して"リスハラ"にならないよう退職させるにはどうすればいいのか指導してほしいと、コンプライアンス室に駆け込んで来た。社長の意思が固いと知った室長は、中でも説得が難しそうな営業戦略部の課長に、退職金の割り増し支給を提案してみることをアドバイス。その課長は、経費の使い方に問題があり、交際費の額に見合うような成果を挙げていなかったのだが、人事部長にとってはかつて世話になった恩人でもあるため、なかなか強気になれない。

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課長は、案の定、室長が提案した条件をのむことはなく、外国人が多くを占める新しい出向先に連れて行っても、当然のことながら興味を示すことはなかった。室長は、人事部長の意を汲み取ろうとしない課長に対して、現実を教えてあげた方がいいと主張。人事部長に、どこがダメだからリストラ候補になったのか本人に包み隠さず伝えることを勧める。

アドバイスを受けた人事部長は、しっかりと課長と向き合うことを決意。室長の指示通り、人事部長の立場で会社にとって不必要な人間であると冷静に判断したことを告げる。課長は、人事部長も自分の仕事をまっとうしているだけだと納得。自主退職はしなかったものの、新たな出向先で頑張ることを約束した。

結局、社長が考えるリストラ計画に背いた形にはなったが、人事部長も営業戦略部の課長も組織人として、新たな一歩を踏み出したのだった――。

※今回紹介した【CASE6】の事案は、テレビ東京開局55周年特別企画ドラマBiz「ハラスメントゲーム」(毎週月曜夜10時)第6話で放送されたものです。

ハラスメントが問われて久しい昨今、賃金が高い役員やベテランを斬り捨て、会社の若返りを図る企業は、まだまだ存在する。あなたがそしてあなたの夫が、もしもリスハラの被害に遭ったとしたら、果たしてどうするべきなのか...。その対処法を、ドラマBiz「ハラスメントゲーム」で監修を務める白井邦芳氏(ゼウス・コンサルティング株式会社代表)に聞いた!

――そもそもリスハラ(リストラハラスメント)とはどういうものを指すのでしょうか?

「企業を再構築するために、退職金の予算を出して解雇をする社員を選定するのがリストラ。そしてそのリストラ対象者が、自主退職するように嫌がらせをしたり、企業側が追い込むことをリストラハラスメントと呼んでいます。例えば、全く仕事を与えないといったものや、本人がこれまで培った能力を発揮できないような部署に追い込む。意図的に何もさせず、本人に"自分に価値がない"と思いこませ、やる気をなくさせる...こういうケースがリスハラにあたります」(白井氏 以下同)

――今回のドラマのケースでは、あえて外国人ばかりが働く会社に出向させるというリスハラが見受けられました。実際にも、このようなリスハラは存在するのでしょうか?

「最近は、ハラスメント事情が明るみになるケースも多く、今はさすがに企業側もリスハラについては細心の注意を払っていますね。さすがに"こんなことをしたらまずい"という風潮になってきたように思います。これは一昔前のケースではありますが、かつては自主退職に追い込むために、窓がない地下の密室に閉じ込めたり、メールアドレスを封鎖して外部と一切連絡が取れないようにするなど、ひどい事例も存在しました。意味のない仕事を与えるという意味では、"資料ファイルをすべてあいうえお順に並べてください"と指示されたのでその通りにやったところ、今度は"逆から元に戻してください"と指示されたと訴えてきた人もいました」

――それでは、もしもリスハラの被害を受けたら、どんな手段に出ればよいのでしょうか。

「多くの人が会社と戦おうとしますが、その時点でPTSDになっている方も多くいますので、心の負担を軽くするためにも早めに専門家に相談することをお勧めします。個人では、会社に対して何もしない方が得策。集団で訴えるケースも含めて、まずは人権問題に詳しい弁護士やプロに相談するべきです。未払い賃金を取り戻したり、例え元の地位に戻れたとしても、企業側が負けるまで徹底的に戦い、体質から変えないことには状況は変わりづらいといえるでしょう。中途半端に戦って和解し、会社に戻ったところでいじめに遭い、再び心を病んでしまうということは十分に考えられます」

最近は、会社で働くシニア世代のうつ病も多く見られるというが、もしもリスハラまがいの被害を受けたら、1人で我慢せず、戦わずにまずはプロに相談を...。あるいは、ひとつの職場に縛られず、第二の人生を考えることも心の特効薬になるのかもしれない。

そして今晩放送する、テレビ東京開局55周年特別企画ドラマBiz「ハラスメントゲーム」第7話は...。

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小松美那子(市川由衣)の罠にはまり、秋津渉(唐沢寿明)がセクハラで訴えられる事態に。すべては水谷逸郎(佐野史郎)による策略だった。弁護士の熊沢咲子(松下由樹)から事情聴取を受けた際、無実を訴えるが「証拠がない」と一蹴されてしまう秋津。潔白を信じる高村真琴(広瀬アリス)は、矢澤光太郎(古川雄輝)と内密に動き出すが、決定的な証拠を掴めぬまま時は過ぎ、やがて役員の間では自主退職の声が高まっていくが...。


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テレビ東京開局55周年特別企画ドラマBiz「ハラスメントゲーム」(主演:唐沢寿明)のLINEスタンプが好評発売中! 唐沢や広瀬アリス、古川雄輝、市川由衣、滝藤賢一、石野真子、佐野史郎、高嶋政宏などレギュラーキャスト陣全員が登場し、唐沢演じる秋津の名言「クズ中のクズですね」をはじめ、「セクハラです!」「パワハラ?」「家庭内モラハラじゃない?」などハラスメントに立ち向かうセリフやドラマ内で登場した日常で使える言葉が多く採用されている。

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唐沢寿明、広瀬アリス、古川雄輝、市川由衣、滝藤賢一、石野真子、佐野史郎、髙嶋政宏ほか

2018-11-19 06:24:00 下心なしでも2ショットNG...もう社内飲みで失敗しない!

セクハラ、パワハラ、マタハラ、パタハラ...etc、自分ではそんなつもりがないのに相手を傷つけてしまい、問題になるケースが多い昨今。なかなか息苦しく、生きづらい世の中だが、"もしも"の時に備え、対処法を学ぶことも賢く生きていくための知恵の一つ。さまざまなケースを踏まえながら、専門家によるわかりやすい解説を紹介していく。

もしもこんなハラスメントがあったら...

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【CASE 5】飲み会が憂鬱!アルコールハラスメント

これは、某大手の老舗チェーンスーパーで起きたハラスメント。

広報課で行われていたバーベキューの最中、一人の女性社員が突然泣き出した。彼女は、課の飲み会に参加することが苦痛だったようで、翌日から会社に来なくなってしまう。

報告を受けたコンプライアンス室は、アルコールハラスメント、いわゆる"アルハラ"案件として調査を開始。まずは、女性社員から話を聞くことに。

課長が中心となっている飲み会は2週間に一度、居酒屋か焼肉、最近は月イチペースでバーベキューも加わったという。彼女は、その飲み会で酒に酔った男性社員から暴言を吐かれたり、抱きつかれたことがあるわけでもなく、仕事が終わったのにプライベートの時間を犠牲にしてまで参加しないといけないことに我慢の限界がきたらしい。しかも、課内で一番年下ということもあり、買い出しや調理の手伝いを課長から頼まれることが多かったという。

一方、コンプライアンス室は課長とも面談。彼は、「職場の親睦を図ろうとしただけ」と主張するが、同じタイミングで広報部の社員たちに聞き取り調査を行ったところ、つらい思いをしているのは件の女性社員だけではないことが判明。みんな、課長が主催する飲み会に少なからず負担を感じていたようだ。その事実を知った課長はショックを受け、二度と部下たちを誘わないと宣言する。

彼が飲み会を開く目的には課内のコミュニケーションを円滑にしたいという考えがあったが、実はもう一つ独身男の秘めたる思いも...。それは、飲み会がつらいと泣き出した女性社員との距離を少しでも詰めたいというものだった――。

※今回紹介した【CASE5】の事案は、テレビ東京開局55周年特別企画ドラマBiz「ハラスメントゲーム」(毎週月曜夜10時)第5話で放送されたものです。

飲み会や食事会は、本来楽しいものであるべきだが、そこに上司と部下、先輩と後輩といった力関係が働き、無理強いしてしまうとハラスメントの対象に。職場の雰囲気を良くすることも大事だが、今と昔では個々のライフスタイルや考え方が変わってきたため、なかなかみんなで一緒にというわけにはいかなくなっているのかもしれない。"アルハラ"や、最近耳にするようになった"呑みハラ"を防ぐためにはどうすればいいのか。その対処法を、ドラマBiz「ハラスメントゲーム」で監修を務める白井邦芳氏(ゼウス・コンサルティング株式会社代表)に聞いた!

加害者がハラスメントに気づいていないのが実情

――飲み会への出席を強要することはアウトだと思いますが、買い出しやおつまみを調理させたりすることもハラスメントになるのでしょうか。

「『こんなことでハラスメントになるの?』と思うかもしれませんが、アメリカでは今、ハラスメントの種類が100以上あると言われています。とにかく、何かの行動や発言、あるいは発言を聞かなかったことによって特定の人が嫌な思いをした場合、"ハラスメントになりますよ"というのが本来の筋。そうなると、加害者側である個人や集団が、自分たちの行動や発言がハラスメントにつながっているのかどうかに気付いていないケースが多いのが実情ですね」(白井氏 以下同)

――「上司と部下がお酒を飲みながら議論を交わす!」昔は当たり前の光景でしたが...。

「昔はできるだけ上司と部下が共有の場を持って、"みんなで仲良くやっていこうよ!"とするのが慣わしでしたよね。そういう場で、部下たちが何か悩んでいないかを探り、もし悩みが出てきたとしたら是正しようということを上司は考えていたんです。でも今は、それがなかなかやりづらい環境になってきました。上司がそういうことをやる上でもコンセンサスが必要になってくる。ITが発展してメールやLINEなどでやりとりすることに慣れてきたという点も"関係ない"とは言えません。実際に会わないと、部下の顔色だったり、話している時の声のトーンが分からないですし、不自然な態度にも気付くことができない。そういうコミュニケーションが不足することによって、ハラスメントが起きやすくなっているのではないかと思います」

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――飲み会での「一気」「宴会芸」「お酌」も御法度ですか?

「上司の肝いりで開催された飲み会などで"一気"や"宴会芸"を強要されれば、パワハラにもなりますし、女性だからという理由で"お酌"を強要されれば、ジェンダーハラスメント(性別により"社会的役割が分かれる"という考えに基づく嫌がらせ)になるでしょうね。実際、そういう事案も増えています。また、企業などで最近多く見られるのが、専門職によるハラスメント。例えば、新入社員や異動してきた社員など、パソコンをはじめとするIT機器の操作に不慣れな人に対してIT言語をやたら使い『こんなことも知らないんですか』と嫌がらせを行うIT技術者のテクノロジー・ハラスメント(テクハラ)などが散見されます。法務やコンプライアンス室など、専門性の高い部署に所属している人は従業員への指導にも細心の注意を払ったほうがいいと思います」

例え下心がないとしても、飲み会で女性社員を介抱したり、帰りに2ショットになるだけでもセクハラになり得る可能性があるという。

ハラスメントの数は想像以上に多く、今もなお増え続けているのかもしれない。自分は気軽に誘ったつもりでも、相手にとってはものすごく負担になっているのかもしれないと想像したり、その人の態度や言動で気付くことが大切。これは、飲み会だけではなく、誰かに何かを教える"指導"の時にも同じことが言えるようだ。ITによりいろいろなものが便利になってきたが、相反するように人と人とのコミュニケーションに関しては薄れているといっても過言ではない。しっかりと正面から向き合い、お互いに仕事がしやすい環境を作っていくことが重要なのかもしれない。

そして今晩放送する、テレビ東京開局55周年特別企画ドラマBiz「ハラスメントゲーム」第6話は...。

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水谷逸郎(佐野史郎)をパワハラで訴える決意をした秋津渉(唐沢寿明)。だが高村真琴(広瀬アリス)らの聴取に対し水谷は事実を認めない。そんな中、コンプライアンス室に人事の小泉光一(石井正則)が訪ねてくる。リストラに応じない職員をリスハラにならずに退職させる指導をして欲しいという。特に元上司である浅村裕也(杉本哲太)への通告に悩んでいた。一方、矢澤(古川雄輝)は秋津の一連の行動に何か裏があるのではと疑い始め...。

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テレビ東京開局55周年特別企画ドラマBiz「ハラスメントゲーム」(主演:唐沢寿明)のLINEスタンプが好評発売中! 唐沢や広瀬アリス、古川雄輝、市川由衣、滝藤賢一、石野真子、佐野史郎、高嶋政宏などレギュラーキャスト陣全員が登場し、唐沢演じる秋津の名言「クズ中のクズですね」をはじめ、「セクハラです!」「パワハラ?」「家庭内モラハラじゃない?」などハラスメントに立ち向かうセリフやドラマ内で登場した日常で使える言葉が多く採用されている。

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出演者

唐沢寿明、広瀬アリス、古川雄輝、市川由衣、滝藤賢一、石野真子、佐野史郎、髙嶋政宏ほか

2018-11-12 06:24:00 実は根深い男の嫉妬!女性上司に毎日モラハラした結果...!?

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セクハラ、パワハラ、マタハラ、パタハラ...etc、自分ではそんなつもりがないのに相手を傷つけてしまい、問題になるケースが多い昨今。なかなか息苦しく、生きづらい世の中だが、"もしも"の時に備え、対処法を学ぶことも賢く生きていくための知恵の一つ。さまざまなケースを踏まえながら、専門家によるわかりやすい解説を紹介していく。


もしもこんなハラスメントがあったら...

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【CASE 4】部下からの非情なモラルハラスメント

これは、某大手の老舗チェーンスーパーで起きたハラスメント。

商品開発部で、女性初の部長が誕生。だが、その女性部長が、「部下からモラルハラスメントを受けている」と、自らコンプライアンス室に訴えてきた。彼女はずっと営業畑で、開発部の仕事は未知の世界。だが時には、取引先の男性を相手に涙を武器にしたことも...。異動した初日こそ、同期の次長である男性社員をはじめ、部下たちは温かく迎え入れてくれたが、翌日からは手のひらを返したように冷たい態度を取られたという。

何を言っても無視され、会議も蚊帳の外。新店舗開発に重要な情報も部下たちが抱え込み、何一つ教えてもらえなかった。しかも、そんな彼女のことを見ていた周りの人間たちも、これといって何か行動に出るようなことはしない。完全にアウェー状態だったという。

もともと、女性部長と次長は同期。次長は常務に目をかけられており、「次期部長のポストも夢ではない」と思っていたところに、営業からやって来た同期の女性に部長の座を奪い取られてしまったため、不満が溜まっていた。

一方の女性部長も、男社会の会社組織の中で「自分が女性であること」を意識しすぎてがんじがらめになっていた。部下たちをまとめる時に変な遠慮があったのも事実。

そこでコンプライアンス室は、あえて二人が、胸の中にあるモヤモヤを吐き出しやすくなるような状況を作ることに...。二人はお互いに言いたいことをぶつけ合い、共にスッキリ! 新たな形で新店舗開発という一つの目標に向かって歩き始めた――。

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※今回紹介した【CASE4】の事案は、テレビ東京開局55周年特別企画ドラマBiz「ハラスメントゲーム」(毎週月曜夜10時)第4話で放送されたものです。

上の者が下の人間たちに嫌がらせをすることだけがハラスメントではなく、例え立場が逆だとしても、相手が不快な思いをしたら、それは立派なモラルハラスメント。今回のケースは、女性上司に対する部下の男性社員たちの言動が問題だが、その状況を見て見ぬフリをすることも、またハラスメントになってしまうとか。モラルハラスメントの実情を含め、異変に気付いた時の適切な対応などを、ドラマBiz「ハラスメントゲーム」で監修を務める白井邦芳氏(ゼウス・コンサルティング株式会社代表)に聞いた!

"いじり"もモラハラになり得ます

――仲間はずれはもちろんですが、今回のように女性の上司に仕事を与えなかったり、周りが気付かないフリをすることもハラスメントにあたるのでしょうか?

「上からのミッションや当然やるべきことをやらずに拒否する、部下が抱えている情報を意図的に上司に伝えない。また、役職が上の人たちが集まる会議の場で、わざと自分の部署の上司だけが知らなかったという立場に追いやるなどは立派なモラハラにあたります。結果として"本人に嫌な思いをさせることを分かってやっていた"としたら、それらはモラルハラスメントになると言えるでしょう」(白井氏 以下同)

――周囲がそれをモラスハラメントだと感じた場合、どんな行動を取ればいいのでしょうか。

「モラハラというのは、なかなか出にくい案件なんです。ヘルプライン(社内の然るべき機関に相談できるようにするシステム)にも出てきづらい、ハラスメントの中でも一番深刻なものであり、他のハラスメントとの関連性も根深い。例えば、女性社員がセクハラを受けていたという通報があったとします。被害者は出社したくないので、セクハラしている上司が異動しない限り自宅での待機を希望。このような場合、加害者である上司が被害者に直接謝りたい、誤解を説きたいと主張したので、よかれと思い、会社が被害者住所を教えてしまったことで、加害者が被害者自宅まで出向いて、謝罪どころか「なんで通報などしたのか?」と叱責すれば、被害者は"会いたくもない上司に家まで来られて怖い思いをした..."となり、結果として会社はパワハラを後ろ押ししたことになってしまいます。同様に、加害者が、被害者が職場にいないことを利用し、被害者のことを誹謗中傷して悪い噂を流すなどすれば、モラハラにもなりかねません。このように情報の扱いを含め、すべてのことがハラスメントの対象になる危険性があります。こうなると、通報する側も、勇気を出して行動できなくなってしまうというわけです。ですから通報を受ける側も、しっかりと被害者の気持ちを確認することが大切なのです。本当に難しい案件です」

――悪気があるなしは関係なく、本人が嫌な思いをする"いじり"もモラハラの一つと考えていいのでしょうか。

「そうした言動が繰り返し行われているのであればモラハラですね。例えば、食事中に同僚が誰か一人を特定して悪口を言ったり、意図的に仲間はずれにするような発言や、そういう空気を作るような言動を常日頃からしていた場合、これらはモラハラになる可能性があります」

ハラスメントは、どれも相手がどう受け取ったのかが重要。言葉にしろ態度にしろ、本人にそんな考えはなかったとしても、特定の対象者に対して言動が発せられることで、結果的に受け取った側が嫌な思いをすれば、それはハラスメントになってしまう可能性があるわけです。もちろん、意図的にやったとしたら完全にアウト! 通報を受ける側も、まずは冷静になって、被害者の気持ちをしっかりと確認しないと、また新たなハラスメントを生んでしまう可能性があるので、より思慮深い対応が求められます。

そして今晩放送する、テレビ東京開局55周年特別企画ドラマBiz「ハラスメントゲーム」第5話は...

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秋津渉(唐沢寿明)のもとに水谷逸郎(佐野史郎)から突然連絡が。飲み会で泣き出し、それ以来出社していない広報課・関根かすみ(岡本玲)の問題を解決して欲しいという。かすみ曰く原因はアルハラ。定期的な飲み会への出席を強要されたと主張する。主催者である課長・結城三郎(八嶋智人)への指導を条件に出社を約束するが、事情を知りショックを受ける結城。親睦を図ろうとしただけなのにと、やりきれない表情を浮かべるが...。

今晩10時から放送のドラマBiz「ハラスメントゲーム」をどうぞお見逃しなく!

出演者

唐沢寿明、広瀬アリス、古川雄輝、市川由衣、滝藤賢一、石野真子、佐野史郎、髙嶋政宏ほか

2018-11-05 06:24:00 イクメン社員が「パタニティハラスメント」の被害に...

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セクハラ、パワハラ、マタハラ、パタハラ...etc、自分ではそんなつもりがないのに相手を傷つけてしまい、問題になるケースが多い昨今。なかなか息苦しく、生きづらい世の中だが、"もしも"の時に備え、対処法を学ぶことも賢く生きていくための知恵の一つ。さまざまなケースを踏まえながら、専門家によるわかりやすい解説を紹介していく。



もしもこんなハラスメントがあったら...


【CASE 3】"イクメン"を襲うパタニティハラスメント


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これは、某大手老舗チェーンスーパーで起きたハラスメント。


育児のために誰でも労働時間を短縮できる制度"イクメン時短"を利用している商品開発部の男性社員が、部内で嫌がらせを受けるという事例が発生した。
これは、育児のための休暇や時短を申し出た男性に対する「パタニティハラスメント」。男性は、保育園のお迎えのため、毎日午後4時ぴったりに帰宅していたが、日常的にこの"パタハラ"が起こっていたという。


"イクメン時短"は、社長が推進している新制度。しかし、社内にはあまり浸透していなかった。部内で浮いた存在になり、上司からも「残業できないならチームの一員ではない」と罵倒された男性社員は困惑するばかり。


一方の商品開発部は、新製品発表前の忙しさで修羅場と化していたため、上司は「発表までの1カ月だけ時間を融通して欲しいと頼んだだけ」と主張。男性社員を暇な部署に異動させ、素直に働くスタッフをよこしてほしいと訴える。


双方の意見を聞いたコンプライアンス室は男性社員に異動を勧めるが、意外な事実が発覚。"イクメン時短"を利用していた男性社員は、空いた時間で動画サイトを運営し、そこそこの額の副収入を得ていたのだ。


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このスーパーでは副業が禁止されていたため、男性社員は服務規程違反をしていたことに。コンプライアンス室は"ブラックイクメン"だった彼に対して自主退職を勧告、社員たちには改めてイクメン時短の研修を行うことにした。


※今回紹介した【CASE3】の事案は、テレビ東京開局55周年特別企画ドラマ
Biz「ハラスメントゲーム」(毎週月曜夜10時)第3話で放送されたものです。



上司は、部下が気持ち良く仕事ができる環境を作るべき!


最近は、男性でも育児のために休みを取ったり、労働時間を短縮して働くケースが目立ってきているが、その制度を利用した人に対して嫌がらせをするハラスメントも増加。特に男性の場合はなかなか理解されず、上司や同僚たちから「パタニティハラスメント」を受けることが多いとか。今回のケースは、副業をしていたイクメン社員にも問題があったが、実際に社内で"パタハラ"を受けた場合、どういう対処法があるのか? 上司の適切な対応も含め、ドラマBiz「ハラスメントゲーム」で監修を務める白井邦芳氏(ゼウス・コンサルティング株式会社代表)に聞いた!


――育児のための休暇や時短を申し出た男性に対する「パタニティハラスメント」、いわゆる"パタハラ"は増えているのでしょうか?


「会社としての育休制度が周知され、整備されつつある状況の中、女性は育休が取りやすくなりましたが、男性はなかなか取得することができないという現状があります。"男性はとにかく仕事をしろ!"というジェンダー・ハラスメントが、まだまだありますね。"この制度を使って休む"ということに対する目に見えない圧力...残念ながら、そういったものを多く見かけます。職場で困っている人は増えていると思うので、まずは最初に立ち上がって告発することが大事。その勇気ある行動が認められたら、次の人がやりやすくなります」(白井氏 以下同)


――実際に被害を受けた人は、最初にどんな行動を取ることが多いのでしょうか?


「最近は、会社のヘルプラインの通報内容がハラスメントに集中していることもあり、過去の状況と比べて被害者側が訴えやすい環境が整備されつつあります。昔は、残業代の未払い、上司が気に入らないから変えてほしいといった内容が多かったのですが、今はさまざまな新種のハラスメントに対しても、しっかりと機能し始めています」


――繁忙期、ある期間だけ残業してほしいと願う上司は、部下にどのように頼めば、"パタハラ"を防ぐことができるのでしょうか?


「今は、時間をずらして就業するなど、生活環境の多様性に対応するいろいろな方法があります。どうしても部内全体でやらなければいけない仕事があるのなら、担当責任者は全員が働ける時間帯を使って行うというアイデアが必要。つまり、残業という形ではなく、みんなが共通して使える時間を有効活用すればいいのです。上司が自分の都合の良い時間を選定して、それを押し付けるやり方は組織として不適切。今の時代にはそぐわないような気がしますね。時間の割り振りや、部下のスケジュール管理も上司の大切な仕事だと思います」


――最近は、副業に対する考え方も変わってきました。


「私の感覚で言うと、大きい企業は副業を了解しているところが増え始めていますね。ただ、上場企業やビッグデータを抱える会社。いわゆる個人情報データをお持ちの会社は、それが機密情報に値するので、業務管理外での情報流出を防ぐために副業を禁止しているケースがあります」


どんなハラスメントも、まずは立ち上がることが大事。その勇気が、同じ悩みを抱えている人たちを救うことにもなる。そして、今は人それぞれ事情があり、働ける時間も一人ひとり違ってきて、就業時間を選択できる世の中になりつつある。上司も、部下たちのスケジュールをしっかりと把握し、みんなが気持ち良く仕事ができる環境を作るスキルが求められているのだ。


そして今晩放送する、テレビ東京開局55周年特別企画ドラマBiz「ハラスメントゲーム」第4話は...


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高村真琴(広瀬アリス)も憧れる女性初の店舗開発部長・貴島秀美(黒谷友香)が、部下からモラルハラスメントを受けていた。無視、情報隠し...そんなモラハラの中心人物が秀美の同期で次長の岩熊義雄(山中崇)。実は脇田治夫(嶋政宏)に目をかけられ部長候補と言われていたが、丸尾隆文(滝藤賢一)のひと声で秀美が部長に。原因は嫉妬なのか?真相を確かめるため、秋津渉(唐沢寿明)はある方法で岩熊に接触を試みるが...。


唐沢寿明主演!美しき部長が部下からモラハラ!部内に渦巻く嫉妬、屈辱...昨日の同志は今日の敵?部長・秀美VS次長・岩熊が展開する同期バトルの行方はいかに!?

出演者

唐沢寿明、広瀬アリス、古川雄輝、市川由衣、滝藤賢一、石野真子、佐野史郎、髙嶋政宏ほか

2018-10-29 06:24:00 社長のセクハラでパート18人が集団退職...衝撃のセクハラ最新事情

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セクハラ、パワハラ、マタハラ、パタハラ...etc、自分ではそんなつもりがないのに相手を傷つけてしまい、問題になるケースが多い昨今。なかなか息苦しく、生きづらい世の中だが、"もしも"の時に備え、対処法を学ぶことも賢く生きていくための知恵の一つ。ここでは、さまざまなケースを踏まえながら、専門家による分かりやすい解説を紹介していく。



もしもこんなハラスメントがあったら...


【CASE2】社長のセクハラでパート18人が集団退職


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スーパーBで、18人の中年パート女性集団が店を辞めると言い出した。原因は、社長のセクハラだという。パートの女性たちと会話すらしたことがない社長は身に覚えがないようだが、あるインタビューで、「若くて美しいコンシェルジュを案内役として店に置き、華やかな雰囲気を作りたい」とアピール。その流れで、「中年のパートが働いていたらガッカリする。スーパーには夢がないといけない」という趣旨の発言をしていた。しかも、その動画がなぜか流出。それを見たパートの女性が中心となって、会社に反旗を翻したのだ。


これを受けたコンプライアンス室室長は、早速パートの女性たちに聞き込み調査を開始する。柔軟にパートの声を拾いつつ、動画を流した犯人を特定。さらには、殺伐とした人間関係が円滑になるように画策し、集団セクハラ騒動を無事解決に導いた。


※今回紹介した【CASE2】の事案は、テレビ東京開局55周年特別企画ドラマ
Biz「ハラスメントゲーム」(毎週月曜夜10時)第2話で放送されたものです。



ほかの女子社員と比較するのもセクハラ?


ハラスメントの基本中の基本である「セクハラ(セクシャルハラスメント)」。今回のケースでは、社長がパート集団に訴えられたが、実際にこのような問題が起きた時、会社側はどう対応すればよいのだろうか? 正しい対処法とセクハラ最新事情を、ドラマBiz「ハラスメントゲーム」(毎週月曜夜10時)で監修を務める白井邦芳先生(ゼウス・コンサルティング株式会社代表)に聞いた!


――もしも上司が部下からセクハラで訴えられた場合、会社は何をすればいいのでしょうか?


「今回のケースのように、公開されていない情報が流出してしまうことは、実はよくあることなんです。内部告発により、社内のハラスメント情報が世に出てしまった場合、まずは内部通報の窓口となる担当部署が調査します。この調査はかなり高度なもの。しかも、秘密裏に行われます。原因や背景を探ったり、事実確認することが重要になるので、現場近くで対応することも多くあります。全員を集めて聞くのではなく、相手が集団だった時は分散させて、個別のヒアリングを同時に実施。主導者がいるのか、訴えている内容は全員の総意なのかを調べていきます」(白井氏 以下同)


――昔に比べると、セクハラを受けた側がだいぶ声を上げやすくなっていますよね。


「実は、日本で最初に"セクハラ保険"を作ったのは私なんですよ。当時の担当大臣にセクシャルハラスメントがどういうものなのかを説明し、企業でそういうことが起きないような環境整備が大事であると訴えました。セクハラには人権侵害というリスクが伴いますし、民事や刑事事件の対象にもなりますから。ただ、海外では当たり前のことでも、国内では、最初は、まったく理解を得られないところから始まりましたが、今は当たり前のように大きな声で主張できる世の中になりました。今では、たった1年で385件もハラスメントに関する内部告発があった会社も存在します。これは驚くべく数字。"社内で対応する人間が足りない"という声もよく聞こえます」


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――ほかの女子社員と比較する...これもセクハラにあたると聞いたことがありますが、実際のところはどうなのでしょうか?


「そうですね。セクハラであり名誉棄損になることもあります。ほかと比較するということは、たいていその女子社員の悪いところを指摘するわけで、そうなると侮辱罪にもなりえます。"Aさんと比べて君は..."はもちろんダメですが、"平均的な女性と比べて君は..."もNG。そして例えいい意味で言ったとしても、言われた部下が嫌な気持ちになればハラスメントになります。最近ではあまり聞かなくなりましたが、女子社員を"○○くん""○○(名前)ちゃん"と呼ぶのもアウト。ですからこれからの時代は、社内において言葉の使い方がとても重要になりますし、ガイドラインで境界線を学ぶことも必要です」


――セクハラで、ほかに気をつけるべき点はありますか?


「例え女子社員が酔って足がおぼつかない状況でも、絶対に一緒に帰らないほうがいいですね。男性が送ったとき、少しでも女性の体に触れてしまったらトラブルのもとになりますし、例え同姓であっても、"化粧ポーチがなくなった"など、盗難を疑われるケースがあります。酔ったら酔った側の責任になるので、いくら同僚であっても2人きりで送らないこと。それが無難だと思います」


「セクハラ」は男女関係なく、誰もが知らず知らずのうちに起こしかねないハラスメント。普段から言動に気を付けるよう、自覚することが大切なのかも。とは言え、変に意識しす
ぎると、人間関係に思わぬ支障をきたす場合もある。相手を思いやり、普通に接していればいいのかもしれないが、この"普通"こそが一番難しく、厄介なのかもしれない。


そして今晩放送する、テレビ東京開局55周年特別企画ドラマBiz「ハラスメントゲーム」第3話は...


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唐沢寿明主演「パタハラを受けている」冷たい視線に心無い罵倒...時短勤務中の徳永(斎藤工)が怒りの訴え!イクメンを襲うハラスメントの裏には新たな闇が潜んでいた!!


高村真琴(広瀬アリス)の先輩で商品開発部の徳永悠馬(斎藤工)が、パタニティーハラスメントを受けていると訴えてきた。育児のために労働時間を短縮できるイクメン時短を利用しているが、そのことで嫌がらせを受けているという。だが部長も他の部員も徳永の融通の利かない態度に不満を漏らし、同情する者はいなかった。そこで秋津渉(唐沢寿明)は異動を薦めようとするが、次第にこれがただのパタハラではないことに気づき...。

出演者

唐沢寿明、広瀬アリス、古川雄輝、市川由衣、滝藤賢一、石野真子、佐野史郎、髙嶋政宏ほか

2018-10-22 06:24:00 メロンパンの中に1円玉が! 正しい"カスタマーハラスメント"対策とは?

セクハラ、パワハラ、マタハラ、パタハラ...etc、自分ではそんなつもりがないのに相手を傷つけてしまい、問題になるケースが多い昨今。なかなか息苦しく、生きづらい世の中だが、"もしも"の時に備え、対処法を学ぶことも賢く生きていくための知恵の一つ。さまざまなケースを踏まえながら、専門家による分かりやすい解説を紹介していく。



もしもこんなハラスメントがあったら...


【CASE1】メロンパンの中に1円玉が?


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これは、某大手老舗チェーンスーパーで起きた出来事。


ある朝、スーパーAで購入したメロンパンの中に1円玉が混入していたという女性からのクレームが。危うく、自分の子どもが飲み込みかけたというのだ。その後、店の売り場主任が、若い女性から「パワハラをやめないと、全店舗に制裁を与える」という不審な電話を受けていたことが発覚したため、社内では内部の犯行ではないかという声も。顧問弁護士が調べたところ、工場や輸送経路での混入は考えにくく、何者かがあらかじめ1円玉を入れたメロンパンを店頭に置いた可能性が高くなってきた。しかし、店の防犯カメラに不審な人物は映っていなかった...。


スーパーのコンプライアンス室室長は、被害に遭った子どもの母と対面して謝罪。提出を拒んでいた現物のメロンパンを入手することに成功するが、同時に店の防犯カメラをチェックしたところ、ほんのちょっとの間だけ編集でカットされていたことが分かる。


これを不信に思ったコンプライアンス室室長が調査を進めた結果、真面目に仕事をしない社員が店長から注意されたことに腹を立て、今回の犯行にいたったことが判明。


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新店のオープンを控えた大事な時期ということもあり、コンプライアンス室には激震が走るが、社長は早急に記者会見を開き、異物混入の件をマスコミに発表。だが、内部の人間による不祥事であることを伏せたため、その迅速な対応は消費者からも好意的に受け止められ、大きなダメージを負わずに済んだのだった。


※今回紹介した【CASE1】の事案は、テレビ東京開局55周年特別企画ドラマBiz「ハラスメントゲーム」(毎週月曜夜10時)第1話で放送されたものです。



24時間から最大でも48時間以内にお客様のところを訪問することが基本


最近は、日本でもよく取り上げられているカスタマーハラスメント。今回のドラマのケースは、悪質なクレームではなく、社内で発生したパワハラがゴタゴタの発端だったが、実際にお客さんから訴えられたお店側の正しい対処法とは何なのか...。ドラマBiz「ハラスメントゲーム」(毎週月曜夜10時)で監修を務める白井邦芳先生(ゼウス・コンサルティング株式会社代表)に話を聞いた!


――お店側がカスタマーハラスメント(※以下、クレーム)を受けた際、まず最初にやるべきことは?


「相手がどのような人物であっても、本来は会社に対するクレームから始まるので、基本的にはお客様対応が第一。まずは、お客様への謝罪を行い、異物の発見者、発見の状況、異物の現状、クレームの内容が事実かどうかを確認することが一般的な対応の仕方です」(白井氏 以下同)


――コンプライアンス室のような部署が動くことは当たり前になってきているのでしょうか?


「実際のところコンプライアンス室がこのような調査をすることは珍しいと思います。このドラマでは事実関係の調査だけではなく、原因究明や、その結果が職場環境にどんな影響を与えているのかまで考え、よりよい会社にするために対処療法ではなく根本治療を施して是正していこうとするコンプライアンス室の積極的な動きを描いています。そういうところまできちんとできている会社はすごく少ないし、普通はお客様相談室などが対応してしまい、事実かどうかだけ確認して処理するケースが多いのです」


――今回のケースでは、スーパー側がすぐ被害者に会いに行っていますね。


「私自身、200件ぐらい食品会社を担当していますが、24時間から最大でも48時間以内にお客様のところを訪問することが基本になっていますね。実際にお会いして異物混入していた場合、まずは"現物"を確保することが重要になります。異物には指紋、金属組成(成分比率)、昆虫なら死に至った時期など、異物の混入原因につながる多くの情報が隠されている可能性があります」


――被害者側が、証拠を提供することを拒むケースもあるのでしょうか。


「お客様はそもそも会社を信用していない場合が多いので、渡したら隠蔽されると思ってしまうんですよ。そういう場合は、まず保健所への届け出をお願いし、企業側は保健所を通して"現物"を手に入れるわけです。順を追って丁寧に進めることが大切。お客様側の心象も大きく変わってくると思います」


カスタマーハラスメントに関しては、迅速な対応と真摯な姿勢がカギ。謝罪する時間が遅くなれば遅くなるほどこじれてしまい、丸く収まるものも上手くいかずに失敗してしまうことがあるそう。相手が頑なに拒否している時も決して熱くならず、冷静に落ち着いて対処する。常に相手の立場を考えて誠心誠意尽くすことが大事なのかもしれない。


そして今晩放送する、テレビ東京開局55周年特別企画ドラマBiz「ハラスメントゲーム」第2話は...


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開店を3日後に控えた品川店で騒動が勃発。大竹満寿子(余貴美子)を始めとするパート18人が突然辞めると言い出したのだ。秋津渉(唐沢寿明)の巧みな話術で社長・丸尾隆文(滝藤賢一)のセクハラが原因だと判明するが、詳細はわからぬまま。しかも丸尾には身に覚えがなかった。さらに店内で女性社員に対する満寿子(余貴美子)らの"世話焼きハラスメント"も明らかに。その話を聞いていた高村真琴(広瀬アリス)は社長のある言葉を思い出す。

出演者

唐沢寿明、広瀬アリス、古川雄輝、市川由衣、滝藤賢一、石野真子、佐野史郎、髙嶋政宏ほか

2018-10-15 16:00:00 唐沢寿明が世にはびこる"ハラスメント"に立ち向かう:ドラマBiz ハラスメントゲーム

唐沢寿明主演! 7年前、スーパーの店長として地方に左遷された男がコンプライアンス室長として様々なハラスメント問題に挑む痛快ヒューマンエンターテインメント! テレビ東京 開局55周年特別企画 ドラマBiz「ハラスメントゲーム」(毎週月曜夜10時)が、いよいよスタート!(初回15分拡大)。ここでは初回の見どころを紹介。

ある朝、スーパー業界大手老舗会社「マルオーホールディングス」本社で、役員が緊急召集される。客からクレームが入ったのだ。
コンプライアンス室・高村真琴(広瀬アリス)の報告では、練馬店で販売されたメロンパンに、1円玉が混入していたという。


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しかも昨夜の閉店間際、練馬店の売場主任・佐々部幸弘(尾上寛之)が、若い女性から「パワハラをやめないと、全店舗に制裁を与える」という不審な電話を受けていたことから、社員の犯行を疑う。


ところが社長・丸尾隆文(滝藤賢一)は4日後にオープンする品川店への影響を恐れ、警察に届けることを拒む。常務・脇田治夫(髙嶋政宏)や真琴は、迅速に対応すべきだと訴えるが...。


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丸尾は富山中央店の店長・秋津渉(唐沢寿明)を突然本社に呼び出す。経験値の高い秋津渉(唐沢寿明)をコンプライアンス室長に就かせ、混入事件の犯人を品川店開店までに捜し出してもらおうと考えていた。


だが丸尾に別の思惑を感じる秋津。7年前、"ある事情"から突然左遷した自分をなぜ再び本社に...?疑念を抱きつつも、「解決したら全てを話す」という丸尾の言葉を信じ、秋津は妻の瑛子(石野真子)らを富山に残したまま、特命を受けることにする。


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マルオーの法務を担当する弁護士・矢澤光太郎(古川雄輝)は、何者かが、一円玉を混入させたメロンパンを店頭に置いたと見ているが、防犯カメラに不審人物は映っていなかった。しかもクレームを入れた小川麻衣(志田未来)は店の隠ぺいを恐れて証拠のパンを渡そうとしない。


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状況を打破すべく秋津は早速動き出す。秋津のパワハラまがいの言動や予想外の行動に、真琴らは困惑するが...。


第 2 話 (10 月 22 日(月)放送) 「勃発!パート一揆!」 ゲスト:余 貴美子

開店を3日後に控えた品川店で騒動が勃発。大竹満寿子(余貴美子)を始めとするパート 18 人が突然辞めると言い出したのだ。秋津渉(唐沢寿明)の巧みな話術で社長・丸尾隆文(滝藤賢 一)のセクハラが原因だと判明するが、詳細はわからぬまま。しかも丸尾には身に覚えがなかっ た。さらに店内で女性社員に対する満寿子(余貴美子)らの"世話焼きハラスメント"も明らか に。その話を聞いていた高村真琴(広瀬アリス)は社長のある言葉を思い出す。

第 3 話 (10 月 29 日(月)放送) 「炎上!パタハラ天国」 ゲスト:斎藤工

高村真琴(広瀬アリス)の先輩で商品開発部の徳永悠馬(斎藤工)が、パタニティーハラスメント を受けていると訴えてきた。育児のために労働時間を短縮できるイクメン時短を利用している が、そのことで嫌がらせを受けているという。だが部長も他の部員も徳永の融通の利かない態 度に不満を漏らし、同情する者はいなかった。そこで秋津渉(唐沢寿明)は異動を薦めようとする が、次第にこれがただのパタハラではないことに気づき...。

出演者

唐沢寿明、広瀬アリス、古川雄輝、市川由衣、滝藤賢一、石野真子、佐野史郎、髙嶋政宏ほか

2018-10-12 16:00:00 アイドル時代の炎上事件&過激なパフォーマンスの真相を激白!

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きらびやかな世界とは裏腹、深すぎる闇がまことしやかな噂として囁かれているアイドル業界。特に地下アイドルにいたっては、時として、パワハラやセクハラなど、ハラスメント問題がニュースとして取り沙汰されることもある。


そこで「テレ東プラス」取材班は、1人の元アイドルを直撃! 彼女の名はプー・ルイ。アイドルグループ・BiSの元リーダーだ。BiSと聞くと、過激なアイドルグループと思い浮かべる人もいるだろう。


1stシングル「My Ixxx」では全裸PVを発表するなど、破天荒なライブパフォーマンスなどで話題に。現在は、音楽グループ・BILLIE IDLEのメンバーであり、YouTuberとして活動している彼女だが、過去にはネットの動画企画でダイエットに失敗。マネージャーから「ブタ!」とののしられて大炎上した経緯を持つ。そんな彼女に、炎上事件、そして今だからこそ話せる"過激なパフォーマンスの真意"についてインタビューした!



過激なパフォーマンスは、すべて合意のもとで披露していた


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――BiS時代は、様々なパフォーマンスでファンを沸かせてくれたプー・ルイさん。当時はどんな思いでアイドル活動をしていたのでしょうか。


「私自身、パフォーマンスについては、その都度信頼しているマネージャーさんと相談しながら行なっていましたし、運営のちょっとした無茶ぶりに対して、アイドルがどう頑張るかということが個々の良さにつながっていると考える方なので、すべて納得した上で活動していました。過激なパフォーマンスについても、すべて合意のもとで披露していたので、スタッフさんたちとはある種の共犯関係にあったのかもしれません。運営からの無茶ぶりを課題と受け取るかパワハラと受け取るかによって、考え方が変わってくるのではないでしょうか。無茶ぶりが行き過ぎると、周囲にもパワハラととられてしまうのかもしれませんが、私はどんなことも"面白い!"という風に受け取る性格なので、困ったことはありませんでした」


――1stシングル「My I xxx」のMVでは、全裸で樹海を駆け抜けるという衝撃的なパフォーマンスを見せ、大きな話題となりました。当時のBiSのプロデューサーは「ただひたすら売れたかった、話題になりたかった」と語っていましたが、プー・ルイさんの心境も同じだったのでしょうか。


「もちろんです。先ほども話しましたが、マネージャーさんは、何かある度、私たちに相談してくれましたから...。全裸PVのときも"監督が全裸でPVを撮りたいって言っているんだけど、どうする?"と相談されました。私は即答で"やります!"と答えたんですけどね(笑)。まぁ撮影のときは、森の中で全裸になることなんてないので、たしかに羞恥心はありました。でもスタッフさんたちが、"プーちゃんたちが頑張っているんだから一緒にやろうぜ!"とみんな脱いでくださって...(笑)。もはや、恥ずかしさを共有して、いい作品を作ろうというノリでした」



あれは信頼関係が成り立っている上での"ブタ"だった


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オープンに、自分に正直に語る彼女だが、それでは、BiSを辞めるきっかけになったと言われる"ダイエット問題"についてはどう感じていたのか。前述したが、ネット動画企画でダイエットに失敗した彼女は、マネージャーから「ブタ!」とののしられて大炎上。休業を強いられた。アイドル業界では有名なエピソードだが...。


「たしかに、カメラがないところで"ブタ"と言われたらハラスメントだと思うんですけど、撮影中に言われたことなので、あくまでエンターテインメントの一環という認識でした。だから"ブタ"と言われたことより、炎上したことに私はビックリして...(笑)。ニュースにもなって私が被害者の立場になっていましたよね? 私はこのマネージャーさんとは8年ぐらい一緒にお仕事をしていたので、あれは信頼関係が成り立っている上での"ブタ"だったんです。完全に"頑張れよ!"というメッセージとして受け取っていましたから、その言動だけを切り取られてニュースになってしまったことに驚いてしまったんです」


――そういえば、YouTubeではBiS時代の給与明細も明かしていましたよね。2018年1~3月の3カ月分のお給料が35万3482円。


「BiSって地下アイドル業界のトップにいたという認識だったので、私は多い方だと思っていました。単純にお金を稼ぐだけだったら、地下アイドルとしてファンの方たちにチェキを売れば、けっこうな金額になります。でも私たちは、CDにチェキを付けて売っていました。CDを売らないと上にはいけませんからね。たしかにお給料は低かったかもしれませんが、CDを売った分だけ、上にいけるチャンスがあると思っていました。もちろん贅沢は出来ないけど、アルバイトとアイドル活動で生活は十分賄えました。それに、アイドルの活動って意外と忙しいんですよ(笑)。遊びに行くことも出来ないし、私服を買ったところで着ていく場所もない。練習のためにスタジオに通う往復の間しか私服を着る暇がなかったんです。そんな生活が当たり前だったので、割に合わないとは思いませんでした」


――アイドルとして上を目指すには"強い意志"が必要ということですね。


「アイドルなのに、全部"嫌だ"と言っていたら誰もついてこないと思うんですよ。でも、そんな私でも、自分の中でしっかり線引きを決めて、ここから先は違うというものに対しては断っていました。夜中に飲み会に誘われても、行きませんでしたからね(笑)」


――そんなプー・ルイさんが、BiSを脱退した理由は?


「実は、ダイエット企画に失敗して休業する前から、"なにか違う"とは思っていたんです。これは、BiSが一度解散し、再結成して加入したときから感じていたことで...。BiSを結成したときは、自分のすべてをBiSに捧げていたんです。良くも悪くものめり込み過ぎていて...。でも、再結成してからは客観的に自分を見るようになって、どこか他人事っぽいところがありました。休業中は、そんなことをずっと考えていましたね。おそらく、アイドル業界でも、"何でもアリ!"の時代は終わっていたんですよ。今はちゃんとしたアイドルが受け入られる時代。そのギャップが受け入れられず、自分の中でモヤモヤがあるんだったら、"中途半端なことはやめよう!"と思ってBiSを脱退する決心がつきました」


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――最後に、近況と今後の活動を教えてください。


「これまでいろんな無茶ぶりに答えてきましたが、今はとても平和で、ちゃんと音楽をやれるグループ・BILLIE IDLEに所属して頑張っています。ツアーもやっていますので、興味がある方は、ぜひ遊びにきてください♪」


厳しいアイドル業界で、ただひたすらまい進してきたプー・ルイ。過激なパフォーマンスの数々は、スタッフとの信頼関係によって成り立っているという知られざる真実も明かしてくれた。


だがもちろん、これらの事例は彼女に限ってのことかもしれない。地下アイドル業界では、日々新しいアイドルたちが誕生し、ファンを獲得するために、話題性のあるパフォーマンスに挑戦し続けている。一見無茶ぶりとも受け取れる彼女たちのパフォーマンスは、個々の価値観によって大きく左右され、それが時としてハラスメント問題に発展してしまうことがあるのかもしれない。



プー・ルイ


女性アイドルグループ・BiSの発起人にして元リーダー。現在は音楽ガールズユニットBILLIE IDLEのメンバーとして歌手活動する傍ら新生YouTuber研究会BYSとして、YouTuberとしても活躍している。

知らなかった新種のハラスメントが続々! ハラスメントとの境界線がわかるかも!?



テレビ東京開局55周年特別企画 ドラマBiz「ハラスメントゲーム」
10月15日(月)夜10時放送スタート!(※初回15分拡大)


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唐沢寿明主演、原作・脚本 井上由美子でお送りする! 7年前、スーパーの店長として地方に左遷された男が、コンプライアンス室長として様々なハラスメント問題に挑む痛快ヒューマンエンターテインメント。


【第1話】
業界大手の「マルオースーパー」練馬店に、1円玉がメロンパンに混入していたとのクレームが入る。コンプライアンス室の高村真琴(広瀬アリス)曰く、売場主任・佐々部(尾上寛之)が昨夜不審な電話を受けたといい、その内容から女性社員によるパワハラ絡みの犯行を疑う。だが、新店舗への影響を恐れた社長・丸尾(滝藤賢一)は、警察に届けることを拒む。

出演者

唐沢寿明、広瀬アリス、古川雄輝、市川由衣、滝藤賢一、石野真子、佐野史郎、髙嶋政宏ほか

2018-10-10 16:00:00 マネハラ、メルハラってナニ? どれだけ知ってる"新種のハラスメント"

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スポーツ界を中心に、監督・コーチによる選手へのセクハラ(セクシャルハラスメント)、パワハラ(パワーハラスメント)が大きな注目を集めた今年。職場や学校、家庭でも多種多様な「ハラスメント」が話題にのぼり、今もまた、雑誌やインターネット上で新しいハラスメントが生まれている。


「私が知るだけでも30数種類、同業者に聞くと現在40数種類のハラスメントがあるようです」


そう語るのは、社会保険労務士で産業カウンセラーを務める栗原深雪さん(みゆき社会保険労務士事務所代表)。


「妊娠・出産した女性に、業務に支障をきたすとの理由で精神的、身体的苦痛を与えるマタハラ(マタニティハラスメント)。香水、体臭、口臭、加齢臭など強い臭いを発する人に向けたスメハラ(スメルハラスメント)。アルコール摂取の強要、酩酊状態の者からの嫌がらせを指すアルハラ(アルコールハラスメント)。職場の中高年者に対するエイハラ(エイジハラスメント)。逆にエイハラは、経験不足などを理由に、若い社員を不当に低く評価したり、仕事を与えなかったりすることも含みます」(栗原さん 以下同)



メルハラ、フォトハラってナニ?


ここまでは、まだなんとなくわかる。1989年(昭和64年・平成元年)に、「セクシャルハラスメント」(セクハラ)が新語・流行語大賞の新語部門の金賞に選ばれて、来年で30年。「○○ハラ」という言葉がそれほど多くなかっただけで、その昔から、それに近いハラスメントがあったからだ。


「時代の変化という意味では、IT機器の操作が不慣れな人に嫌がらせをするテクハラ(テクノロジーハラスメント)、喫煙者が非喫煙者に対して喫煙することを強制したり、たばこの煙にさらされる状態であることを指すスモハラ(スモーキングハラスメント)、勝手にSNSに写真を投稿したり、投稿者だけ可愛く加工してから投稿するフォトハラ(フォトハラスメント)、Facebookなどの友達申請を強要したり、許可なくタグづけするなどのソーハラ(ソーシャルメディアハラスメント)、複数のCCが入っているメールでわざわざミスを指摘するメルハラ(メールハラスメント)などがあります。30年前には想像がつかなかったハラスメントが、日々生まれているのです」


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たしかに! '80~'90年代に高視聴率を誇った連続ドラマの再放送では、勤務中でもたばこをくゆらせ、酒席では上司や先輩が部下や後輩にアルコールを強要(ついでにお酌も)。職場では女性に対するセクハラのオンパレード。中には、営業成績の悪さをしつこく叱責され、パワハラの末に自ら命を......なんて悲劇的なドラマもあったほど。30年前と現在を比べると隔世の感がある。


「この30年でハラスメントの種類が細分化されてきたと思います。例えば、真剣であったり、和やかな雰囲気を壊す発言や態度を取ったりすることを指すエアハラ(エアーハラスメント)はまだわかるとして、同じ"エアハラ"でもエアコンの設定を低く過ぎる設定
をしたり、エアコン使用を禁止するエアコンハラスメント。仕事の調整をすることなく、成果目標を変えないのに『労働時間を減らせ』と号令をかけるだけで、退社時刻になると電気を消したりするジタハラ(ジタンハラスメント)。独身者に対し、結婚しないことについて執拗に理由を詮索したり、責める迷惑行為マリハラ(マリッジハラスメント)。"就活終われハラスメント"を意味し、自社に来てほしいがために、面接者に対して甘い言葉をかけたりプレッシャーを与えるオワハラ(就活終われハラスメント)など、次々と生まれている状態です」


さらには、セクハラを受けた女性に「大変だったね。でも、そんなに露出の多い服装をしていた君にも責任がある」と言えばセカハラ(セカンドハラスメント)になるなど、「○○ハラ」は多種多様。よかれと思って声をかけても、ちょっとした不注意や受け取られ方次第で、相手を傷つけることがある。


「今の時代、誰でも被害者になりますし、加害者にもなる可能性があります。最近まで"KY"と呼ばれていたいわゆる空気が読めない人も、天然なだけかも知れないのにエアハラと言われてしまう。そうならないためにはハラスメントについて正しく理解することが必要です」



大切なのは、働く人々の承認欲求を満たすこと


厚生労働省が公式サイトで定義しているハラスメントは、セクハラ、パワハラ、モラハラで、その他は造語ではあるものの、十分に注意したいところだ。


「マネハラ(マネーハラスメント)などという言葉があるかどうかはわかりませんが、上司に食事をねだる。出張の土産やバレンタインデーのあと、その見返りを過度に期待するのもセクハラになりえます。すべてがハラスメントになり得る世の中ではありますが、『こんなことを言うとセクハラになるかも、パワハラになるかも......』と考え過ぎて何も喋らなくなる。その結果、職場でのコミュニケーションがなくなってしまうのは危険なサインだと思います。会社への定着が悪い今の時代、大事なのは社員の承認欲求を満たすことなのかもしれません。"会社にいてくれてありがとう"という気持ち。その人がまだ気づいていない、その人なりの持ち味を引き出してあげることも大切ですね。コミュニケーションがなくなれば、職場の士気はおのずと下がっていきますし、会社の力も落ちていきます」


増加の傾向をたどる新種のハラスメント。上司や先輩が予防することはもちろん必要不可欠だが、逆に何でもかんでも「ハラスメントだ!」と騒ぐ部下側の"ハラハラ(ハラスメントハラスメント)"も問題。経営者側はもっと根幹の部分を考え、上司・部下、先輩・後輩に関係なく、働く人たちが信頼関係を結べる環境作りに注力するべきなのかもしれない。


※本記事のハラスメントにまつわる内容はすべて「テレ東プラス」としての見解です。


テレビ東京開局55周年特別企画 ドラマBiz「ハラスメントゲーム」
10月15日(月)夜10時放送スタート!(※初回15分拡大)


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唐沢寿明主演、原作・脚本 井上由美子でお送りする! 7年前、スーパーの店長として地方に左遷された男が、コンプライアンス室長として様々なハラスメント問題に挑む痛快ヒューマンエンターテインメント。


【第1話】
業界大手の「マルオースーパー」練馬店に、1円玉がメロンパンに混入していたとのクレームが入る。コンプライアンス室の高村真琴(広瀬アリス)曰く、売場主任・佐々部(尾上寛之)が昨夜不審な電話を受けたといい、その内容から女性社員によるパワハラ絡みの犯行を疑う。だが、新店舗への影響を恐れた社長・丸尾(滝藤賢一)は、警察に届けることを拒む。

出演者

唐沢寿明、広瀬アリス、古川雄輝、市川由衣、滝藤賢一、石野真子、佐野史郎、髙嶋政宏ほか

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