テレビ東京

BOOKMARK

【ドラマ24】生きるとか死ぬとか父親とか

イントロダクション

吉田羊&國村隼がダブル主演で親子に!
愛嬌はあるが自由奔放な父と、
それに振り回される中年の娘
『人生相談の名手』ことジェーン・スーが原作の
おもしろ可笑しくて、ときどき切ない
家族の愛憎物語

原作は、ラジオパーソナリティー・コラムニスト・作詞家と多彩な顔をもち、女性からの圧倒的な支持を集める"独身のカリスマ"ことジェーン・スーが、自身の家族の出来事と思い出を描いたリアルストーリー。つまり、主人公のモデルはジェーン・スー自身であり、そんな主人公を吉田羊が演じます。

主人公・蒲原トキコは20年前に母を亡くし、今では父の蒲原哲也がたった一人の肉親。愛嬌はあるが破天荒な70代の父、独身で勝気な40半ばの娘。ひとたび顔を合わせればギクシャクし一度は絶縁寸前までいった二人だが、今では時々外食しながら話をする関係になっている。そんなある日、トキコは父についてのエッセイを連載することになった。ネタ集めのため父に会うたびいろいろな家族の思い出を聞く。しかしそれは楽しい記憶ばかりではない。母との出会い、全財産の喪失、そして他の女性の影...。父への愛憎と家族の表裏を描く、普遍にして特別な家族の物語。

さらに今作のみどころとして、主人公がパーソナリティを務めるラジオ番組の「お悩み相談のコーナー」があります。ジェーン・スー自身もラジオ番組でのお悩み相談コーナーが大人気であり、まさに「人生相談の名手」ですが、今作のラジオシーンのセリフはすべてジェーン・スーによる監修のもと制作されています。夫婦関係や友人関係、SNS社会や見た目の悩みまで、様々なお悩みをキレ味のよい言葉でスパッと解決しちゃいます!

原作紹介

ジェーン・スー
『生きるとか死ぬとか父親とか』(新潮社刊)


私にとっては七十代の父はただ一人の肉親だ。
だが私は父のことを何もしらない。
そう気づき、父のことを書こうと決めたリアルストーリー。

<コメント>
父と私の、ごく私的な日常が映像になるなんて!
父にとっても私にとっても、身に余る光栄です。
ドラマ化にあたり、創作していただいたフィクション部分も大変気に入っています。
そして、まさか吉田羊さんにジェーン・スーを演じていただけるとは。
「ジェーン・スーを美しく修正すると吉田羊さんになる」と友人から言われたことがあり、恐縮ながら嬉しい気持ちでいっぱいです。國村隼さんに父を演じていただけること、天国の母も喜んでいると思います。
大人になり、親との関係の紡ぎなおしを考え始めたみなさんに楽しんでいただけたら光栄です。

監督・プロデューサーコメント

監督/シリーズ構成:山戸結希

勇気と優しさに満ちたジェーン・スーさんの素晴らしい原作エッセイを、名作を生み出してきた『ドラマ24』にてお届けできることを光栄に思います。日々、繊細な手仕事に向き合う現場のスタッフさん、3?8話を監督される、聡明であたたかなまなざしを宿す菊地さん、数年前から議論を重ね、この場所に導いてくださった佐久間さん、全12話にわたって、血と実感を通わせてくださった脚本の井土さん、そして一刻一刻と輝きを重ねる俳優部の皆さん、どの方が欠けても、このドラマシリーズではあり得なかったように、沢山の方々の力を電波に乗せ、お届けできることを願います。
「より正しく生きたい」と望みながらも、間違ってしまうことこそが、人間の本性であるーーそのことを、何度でも思い出しながら撮れたならと。

佐久間宜行(テレビ東京)

生きているだけで、家族なだけで、なんとたくさんの悩みや戸惑いがあるのだろうか。
ジェーン・スーさんの著作やラジオの中には、それらを乗り越える知恵と勇気がたくさん詰まっています。
その源泉は一体何なのかと考えていました。原作「生きるとか死ぬとか父親とか」を読んで気づきました。それもまた家族なのかもしれない。老いていく東京という街で、老人と中年のおもしろい父娘が、生きていく。
その姿を國村隼さんと吉田羊さんが演じ、山戸結希監督が綴っていく。
平日にたまった心の重荷が、すっと軽くなるようなドラマをお届けできれば嬉しいです。

祖父江里奈(テレビ東京)

「独身のカリスマ」であるジェーン・スーさんの言葉はまさに独身アラフォーである私には身体の芯にまで染み入るものばかりです。恋愛や仕事だけでなく「家族」というものに向き合うこの物語は、単に口当たりの良い言葉だけで語られない、人生のほろ苦さにあふれています。ぜひ、毎話冒頭に描かれるラジオの人生相談のシーンを楽しみにしていてください。様々なお悩みに真摯に向き合つつ、笑いを交えて鮮やかに解決していく「ジェーン・スー無双」を吉田羊さんが完全再現しています。

番組概要

番組名 ドラマ24「生きるとか死ぬとか父親とか」
放送日時 2021年4月9日(金)スタート 毎週金曜深夜0時12分~
放送局 テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送
※テレビ大阪のみ、翌週月曜深夜0時から放送
(テレビ大阪は1話・2話が深夜0時5分からの放送となります!)
原作 ジェーン・スー『生きるとか死ぬとか父親とか』(新潮文庫刊)
主演 吉田羊 國村隼
出演 田中みな実 松岡茉優 富田靖子 岩崎う大(かもめんたる)
DJ松永(Creepy Nuts) オカモト"MOBY"タクヤ(SCOOBIE DO)
森本晋太郎(トンツカタン) ヒコロヒー 岩井勇気(ハライチ)
平子祐希(アルコ&ピース)
オープニングテーマ 高橋優「ever since」(unBORDE/Warner Music Japan)
エンディングテーマ ヒグチアイ「縁」(ポニーキャニオン)
監督 山戸結希 菊地健雄
シリーズ構成 山戸結希
脚本 井土紀州
チーフプロデューサー 阿部真士(テレビ東京)
プロデューサー 佐久間宣行(テレビ東京)、祖父江里奈(テレビ東京)、半田健(オフィスアッシュ)、平林勉(AOI Pro.)
製作 テレビ東京 オフィスアッシュ
製作著作 「生きるとか死ぬとか父親とか」製作委員会

キャスト

放送局情報

テレビ東京、テレビ愛知、テレビせとうち、
テレビ北海道、TVQ九州放送
2021年4月9日(金)スタート
毎週金曜日 深夜0時12分~
テレビ大阪 2021年4月12日(月)スタート
毎週月曜日 深夜0時00分~
※1話・2話は深夜0時5分からの放送

番組一覧を見る

TOPページに戻る