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木ドラ25「テレビ演劇 サクセス荘」

スペシャル記事

2019-09-05 18:00:00 YouTubeでバスった"アンテナ体操"って!? 「サクセス荘」本番一発勝負の裏側をリポート

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人気2.5次元俳優たちが集結する、木ドラ25「テレビ演劇 サクセス荘」(テレビ東京ほか毎週木曜深夜1時放送)。リハーサルは1回だけ、本番一発勝負でおくる臨場感たっぷりのドラマは、回を重ねるごとにキャラも生き生きとし、面白さを増しています。

今回は、9月5日(木)放送の第9回の収録現場に潜入! この回には、ゴーちゃん(和田雅成)、ミスター(高橋健介)、ユッキー(髙木俊)、ケント(黒羽麻璃央)、アンテナ(有澤樟太郎)、サー(荒牧慶彦)、チャップ(定本楓馬)、ムーさん(玉城裕規)が出演。緊張感に包まれながらも笑いの絶えない現場を徹底リポートします!

最多8人が集結! とんでもなく緊張している人物は!?


第9回は、これまでで最多人数の8人が登場! スランプに陥り、お互いにアイデアを提供しあう人気YouTuberを目指すアンテナと漫画家志望のケント。すると、ケントが提案した "アンテナ体操"動画が思いもかけずバズり、アンテナは大喜び。さらに、ユッキーのひらめきから、次はみんなで「シェアハウス内で野球やってみた」を投稿するが――というストーリー。第3回に登場したケントの漫画の続きも!

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スタジオ入りした出演者たちは、セット内にスタンバイ。黒羽さんは、今回2人での掛け合いも多い有澤さんと、「メガネと帽子がかぶってる(笑)」と談笑。まずは、スタッフと場当たり(立ち位置などの大まかな段取り確認)を行います。

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冒頭のシーン、アンテナ役の有澤さんとケント役の黒羽さんが動きの確認をしている間、残りの6人は階段の上からニコニコと見守っています。和やかな雰囲気ですが、実はこの中に、とんでもなく緊張している人物が! その人物とは......!?

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場当たりで一連の流れを確認した後は、出演者みんなで輪になって細部を詰めていきます。野球のシーンは台本にセリフはなくアドリブで進めるため、今回の見どころのひとつ!

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そんな中、スタジオ入りしたときからとんでもなく緊張している人物が、1度だけのリハーサルを前にさらに緊張! その人物とは......5月の収録以来久しぶりの参加ながら、今回の中心人物となるアンテナ役の有澤さん。不安そうに台本を何度も読み直す有澤さんに、高橋さんは「アドリブのくだりからパニクってる(笑)」と緊張をほぐすような声をかけます。

1度きりのリハーサル! 緊張MAXの有澤は......!?


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たった1度のリハーサル(ランスルー)! 開始早々、黒羽さんとの掛け合いでセリフがわからなくなってしまった有澤さん。カットがかかったあと、黒羽さんは「おまえ、おまえ......! 死ぬかと思ったわ!(笑)」と焦ったことを明かし、和田さんも「おまえだけ台本昨日もらったの(笑)?」と有澤さんをイジリます。有澤さんは3ヶ月ぶりの収録に、ペースを取り戻すのも一苦労。しきりに恐縮する有澤さんに、高橋さんは「面白かったよ(笑)」と声をかけ優しくフォローしていました。

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続いては、アンテナのアイデアで新展開を迎えたケントの漫画を、みんなで登場人物になりきって再現するシーン。それぞれが大きく動き回るシーンのため、カメラ位置を意識しながらの芝居を要求されます。これは舞台にはない経験です。

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「シェアハウス内で野球やってみた」の配信シーンでは、まずはピッチャー:サー、バッター:ゴーちゃんの対決! 実は、サーのグローブのはめ方にはこだわりが。リハーサル前、荒牧さんは、浮世離れしたサーは「野球を知らないはず」とグローブをちょっと変な形ではめ、和田さんに見せたところ「(違和感が)わかれへんなー」との意見が。そこで荒牧さんはさらにおかしなはめ方に変えてみると、「それぐらいやったほうがいい!」と和田さん。共演経験の多い2人ならではのやり取りが見られました。この細かな部分へのこわだりが、クスっとくる面白さを生むんですね! ちなみに、グローブは野球経験者の有澤さんの私物です。

続いてのバッター:ミスターは、チャップと乱闘に発展。さらには、バッターがみんな塁に出てしまい解説役のケントが咄嗟に打席に立つことに!
誰が何をやるかわからない、ボールもどこに飛んでいくかわからない! 何かが起こるかわからない中、それぞれがアドリブで面白い展開を作り出します。

ラストは、「バズった"アンテナ体操"以上のものを!」と、ユッキー役の髙木さんの独断により指名された一人が即興の"ビンビンダンス"を踊って締めることに。ここで指名されたのは......!?

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チャップ役の定本さん! そのかわいくもヘンテコなダンスに、キャスト陣も笑いをこらえていました。

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リハーサルが終わると、演出、プロデューサーからアドバイスが。ケントの漫画の内容を再現するシーンにもう少し遊びを加えたり、野球のくだりにドラマ性を持たせたりすることになり、キャストは皆一様に積極的に動きやセリフについて意見を出し合っていきます。ここまですべての回に出演している和田さんも、「これムズいなー。今までで一番ふわふわしてる」と、今回の難易度の高さを実感。

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本番まで10分の休憩。玉城さんは、プロデューサーから「台本への味付けがさすが!」と褒められ、照れ笑い。さらに、第1回でサーとのやり取りのなか飛び出したアドリブ「御意」がLINEスタンプに使われていることを髙木さんから聞き、「ホントに!?」とビックリしていました。玉城さんの芝居とアドリブ力には、メンバーも一目置いているようです。

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みんなが談笑する中、黒羽さんは緊張ぎみの有澤さんに声をかけ、2人のシーンのセリフや動きを最終確認。そのかいあってか、本番に向け、有澤さんの表情も少しほぐれたようです。

本番! リハーサルの遥かに斜め上をいく展開に


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いよいよ本番! オープニング、黒羽さんとの掛け合いをスムーズに進める有澤さん。アドリブを繰り出す黒羽さんにも見事に切り返し、「サクセス荘」の感覚を取り戻したようです!

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ケントの漫画を再現するくだりでは、ランスルーまではおとなしかったチャップ役の定本さんが、ビンビンダンスで吹っ切れたのか(!?)大暴れ。サーやムーさんもキャラを濃く出し、爆笑の展開に。続く、野球のシーンでも、サーとミスターが、笑いどころを連発。そして審判を務めるアンテナからは、野球経験者の有澤さんならではのアドリブが!? リハーサルの遥かに斜め上の試合展開に、スタッフも必死に笑いをこらえていました。

そしてラストのビンビンダンスでは、「この人しかいない!」と髙木さんの采配が光る!
突然の指名にも関わらず、「ダンスって気持ちだから」と不思議なダンスを繰り広げ、スタジオ中の爆笑をさらったのは誰!? お楽しみは放送で!

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本番後は全員そろって反省会。自由すぎる野球のくだりを「青春感あったよ」とプロデューサーに絶賛され、「人数が多かった分、一番落ち着いてできました。人数が少ないほうが不安」と和田さん。また、荒牧さんは、「リハはグダグダだったけど(笑)、本番はちゃんと決めたね」と有澤さんをねぎらいます。収録後にアドリブをほめられ、「野球やっててよかったー!」と喜ぶ有澤さんの姿も印象的でした。

短い時間の中で、アイデアを出し合い、徐々に掛け合いをブラッシュアップしていくキャスト陣。あらゆることに対応できる柔軟さと瞬発力、そして何よりお互いへの信頼を強く感じました。

木ドラ25「テレビ演劇 サクセス荘」第9回は、9月5日(木)深夜1時より放送。アドリブ満載、キャスト陣の確かな腕が光る快作をお見逃しなく!

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2019-08-07 18:00:00 「多くは話さないけど考えていることが同じ」10歳差の高野洸×寺山武志スペシャル対談

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2.5次元舞台で活躍する人気俳優が集結する、木ドラ25「テレビ演劇 サクセス荘」(テレビ東京ほか 毎週木曜深夜1時放送)。一旗あげたいと成功(サクセス)を夢見る若者が住むアパート「サクセス荘」で、個性豊かな10人が繰り広げる物語。予想不可能な展開と、息の合った掛け合い、そしてクスッと笑えるストーリーが話題となっています。

今回はキャスト陣の中から、メンバー内最年少22歳になったばかりの高野洸さんと、10歳年上の寺山武志さんの対談をお届け。お互いバランサータイプで似ているという二人は、質問の答えも見事に一致!?

これまでの仕事の中で一番ヘビー!?


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──今回は"リハは1度だけ""本番一発勝負"のテレビ演劇。いつもの舞台での演劇とは違いますか?

寺山「これまでの仕事の中で一番ヘビーです。舞台の場合は稽古を重ねることでセリフを体で覚えていくんですが、今回は一人で覚えるしかない。常にセリフで頭いっぱいです」

高野「本当に怖いです。現場では緊張しまくっていて、それがカメラでアップで映り、それを意識することによってより焦ってしまう......負の連鎖です(笑)」

寺山「こういう場合ってアドレナリンがドバドバ出てきそうな気もするけど、(心が)チキンになっている自分もいて(笑)。『やっちゃえ!』と振り切ってできない。この板挟みになっています」

高野「僕は『やっちゃえ!』までは、まだ全然いけなくて、恐る恐るです(笑)。ただ、回を重ねるにつれて何かを掴んできているような気もしているので、放送を見てその違いを楽しんでいただきたいです」

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──これまで共演されている方も初共演の方もいらっしゃると思いますが、やはりよく知っているメンバーの方がやりやすかったりしますか?

寺山「一緒の舞台を経験していると、この人ならこういうアプローチをしてくるというのが、なんとなくわかります。初めての人は、『こうやって演技をするんだ』という驚きはあるけど、やりづらさはないですね。

洸とは『オガッタ!?』(仙台放送ほか)という旅番組で共演しているけど、一緒にしっかりと芝居をするのは初めて。今日この後の収録(第5回)で初めて一緒になるんですが、どうなるんだろう? プライベートの部分はよく分かっているつもりでも、演技のつくり方というのは全然知らないから。お芝居を見に行ったことはあるけど役づくりとかは、そこからは見えないしね」

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高野「僕も不安とワクワクの両方ありますね。最初のころに比べると、家具の位置など見える景色が分かっているだけでも、少し心強いです。舞台でのイメージと映像でのお芝居がまた違っていたりするのも、面白いですね。メンバー同士の化学反応もあるので、こればっかりはやってみないと分からない。それがこの番組の楽しいところなんだと思います」

10歳差の二人の共通点って!?


──旅番組で共演していて、プライベートもよくご存知とのことですが、お互いどんな性格だと思いますか?

寺山「洸は、めちゃくちゃ周りを見ている人だと思います」

高野「そこに関しては、寺山さんも同じ。僕たち二人って似ている気がする。多くは話さないけど考えていることが同じっていうか。これは以前から密かに思っていたんですけど(笑)」

寺山「バランサーなところや、あまり奇をてらわず普通のことを好むというのも近いかも。はしゃいだりせずに落ち着いているとことかね」

高野「無理して話さなくてもいいなら、話さなくてもいいっていう感じ。二人で移動しているときは、お互いイヤホンをしていて静かだし(笑)。寝られる時間があるなら寝たいと考えている二人なのかも」

寺山「そういう行動も気を使わず自然にできているしね。どこかで分かり合えているのかも(笑)」

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──普段の姿はよくご存知ですが、今回、演じている姿を見てどう思われましたか?

寺山「やっぱりキラキラしているよね。すごいオーラだなって思いました」

高野「マジっすか!? うれしいです。寺山さんは、どこの現場でも存在感があるなと思います。絶対笑わせてくれるという安心感がある。舞台で笑わせるって本当に難しいことなんですが」

寺山「それはもう白髪をつくりながらやってるんで(笑)」

高野「年齢も10歳違いますからね。お兄ちゃん的存在です」

寺山「今回の現場では、髙木(俊)さんが一番年上で二番目が僕。"チーム年長"所属です(笑)。対して洸は一番下。でも落ち着いてるからそんな感じはあまりしないけど」

高野「やっぱり先輩たちはスゴイですよ。今回は一日で作品をつくり上げていく作業が必要ですが、皆さん周りをよく見ていて余裕がある。記憶力ももちろんですが、アドリブにアドリブを重ねたりするそのキャパの広さに驚かされます。台本ってリハの前に完璧に覚えているんですか?」

寺山「僕はある程度雰囲気で入れている。何かが起こったとき、そのほうが流れで対応できるような気がして。とはいえ、本番になるともう緊張しかしてないけど(笑)」

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似ている二人はサクセスの秘訣も一緒!?


──"サクセス荘"に集まるのは一旗あげたいとサクセス(成功)を夢見る若者たちですが、ご自身は今"サクセス"したいことってありますか?

高野「役者ですね」

寺山「もちろんそうだよね。その中でも僕はバラエティ番組にも出られる役者になりたいな。楽しいことが好きなので笑って過ごせたら幸せなので。特に、ドラマ出演者が番組宣伝を兼ねて出演するバラエティに出てみたい(笑)。憧れです」

高野「今は舞台中心に活動していますが、映像も好きなのでどんどん挑戦したいです。『サクセス荘』みたいに、"舞台でもなく、映像だけど演劇"というのも面白いし、あまりないジャンルなので、絶対成功させて次につなげていきたいです」

──舞台と映像では、お芝居も変わってきますか?

高野「舞台と映像はスイッチの入れ方が違うと思います。舞台は大ぶりな演技が必要だし、テレビは繊細な演技も求められる。本当にその調整が難しいんですよ。なので、両立している役者の方は、本当にすごくて尊敬します。もちろん『サクセス荘』のようなジャンルも、難しいですね」

寺山「新ジャンルだしね。本当に次につながっていけたらいいな」

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──ご自身の"サクセス"をかなえるための秘訣はありますか?

寺山「今回の『サクセス荘』は大きいと思いますね。ドラマではないけどドラマに近い演劇。今後、ドラマなどを含めて演技をやりたいと思っている自分にとって、いい経験になると思うので。夢に近づくためにはいろいろ経験が必要だと思います」

高野「やっぱり現場を数多く踏むことが大事。僕は若手なので、先輩たちの経験談を聞いたり、先輩たちの演技を間近で見られるという経験も大切だと思っています。そういう意味でも『サクセス荘』がサクセスの秘訣! 二人とも同じ答えでしたね(笑)」

今週の放送は映画でサクセス!


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今をときめく2.5次元俳優たちが魅せるシチュエーションコメディ、木ドラ25「テレビ演劇 サクセス荘」。8月8日(木)深夜1時から放送の第5回は?

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第5回「映画でサクセス」
監督のチャップ(定本楓馬)の指示のもと映画を撮影する一同。しかし、ノブ(高野洸)とサー(荒牧慶彦)が演じるキャラクターのイメージが、チャップのイメージとは食い違ってしまいもめてしまう。そして、チャップは家を出ていってしまい......。

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2019-07-31 18:00:00 いつもは頼もしい先輩がお母さんの前では...!? 秘蔵エピソード満載 和田雅成×荒牧慶彦スペシャル対談

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2.5次元舞台で活躍する人気俳優が集結する、木ドラ25「テレビ演劇 サクセス荘」(テレビ東京ほか 毎週木曜深夜1時放送)。一旗あげたいと成功(サクセス)を夢見る若者が住むアパート「サクセス荘」で、個性豊かな10人が繰り広げる物語。予想不可能な展開と、息の合った掛け合い、そしてクスッと笑えるストーリーが話題となっています。

今回はキャスト陣の中から、舞台共演も多い和田雅成さんと荒牧慶彦さんの対談をお届け。ここのところほぼ毎日一緒にいるという二人からは、楽屋での優しい気遣いや、毎年必ず一緒に行くというあるコトについての話、さらには和田さんの実家に荒牧さんが訪れた時のエピソードなど、貴重なトークが飛び出しました。

アドリブを拾うも、なぜかみんなに無視される!?


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――今回は"リハは1度だけ""本番一発勝負"のテレビ演劇。いつもの舞台での演劇とは違いますか?

荒牧「まったく違います。舞台は1ヵ月弱の稽古期間がしっかりあって、みんなでひとつの作品をつくり上げていくもの。今回は、相手が何を言ってくるのかもつかめないまま撮影していく怖さがあります」


和田「怖さがスゴイ! 舞台は自分が見ている景色や、物語の流れでセリフを覚えていくことも多々あるのですが、今回はワンシチュエーションなのでそういう変化もない。それぞれが覚えてきたものを出しあう機会が1度だけのリハーサルしかないので、緊張感が半端ないですね。そんな中で、みんなアドリブをブッ込んで来たりしますから」

荒牧「僕はカードを投げる派(アドリブを出す側)ですが、まーしー(和田)はそのカードを解消していく係なので(笑)」

和田「みんな好き勝手に投げてくる(笑)」

荒牧「投げられるだけ投げようと思っているんで」

和田「ただ、それを一生懸命拾ってたら、なぜかみんなに無視されたりして(笑)。せっかく拾ったのにそこから広げないの?みたいな感じになって」

荒牧「1回の収録につき5~6人のキャストがいるので、カードを投げたはいいけど、もう次の人が別の話を振って話は進んでいていたりすることもあって。そうなるともう流すしかない(笑)」

和田「そういうとこだよね(笑)。なんか置いて行かれたって思うときあるもん」

荒牧「でもボケたくはないんでしょ?」

和田「それは一切ない! その場で起こったことにツッコミを入れたくなるタイプなんで」

荒牧「(その役回りに)なるべくしてなったという感じだよね」

荒牧は英国貴族そのもの!? 和田は"お尻ソムリエ"!?



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――和田さんは"お笑い芸人"を目指しているゴーちゃん、荒牧さんは"英国貴族"を目指しているサー役ですが、お互いの芸人っぷり、英国貴族っぷりはいかがですか?

荒牧「まーしーは、関西出身だし面白いしツッコめるから違和感ないよね。それに比べて僕は、英国貴族って......」

和田「いや、英国貴族まんま。まっきー(荒牧)はちょっと高貴な感じがあるから」

荒牧「ウソでしょ!? 僕、日本生まれですよ? 今回、役づくりのために英国貴族ってどんなんだろうって調べたら、大抵シルクハットを被っていたり、髪の毛がクルンとなっていたりして、全然僕と似てない」

和田「いや、見た目じゃなくて、物腰が柔らかだったり、紳士な内面だったりするから(笑)」

荒牧「せっかくアドリブがOKの現場なので、もっとナチュラルなお芝居ができればと思ったけど、まぁいっか(笑)。いろんなキャラや役割があるので、自分の役割をしっかりやれば絶対面白くなると思うので」

和田「アドリブといえば、第1回でみんなが僕の膝に座っていくっていうシーン、あれ全部アドリブなんですよ」

荒牧「僕も参加したいなと思ったけど、入居希望者の役なのでいきなり膝に座れないなと思って、タイミングを計って座ったんだよね」

和田「ちなみにどうでもいいことなんですが、その少し前に、みんなのお尻を触って誰のかを当てるという、"お尻ソムリエ"的なことをやっていて。なので、僕の膝に急に座ったから、これはサーの分もやらなきゃと思ってモミモミして(笑)。まぁこのキャラも僕が勝手に生み出した設定ですけど」


――緊張はありながらも、かなり自由度の高い現場のようですね(笑)。第1回の収録後トークでは「反省しかない」とおっしゃっていましたが、放送をご覧になっていかがでした?

荒牧「正直、自分の目で確かめるまで、本当に大丈夫?と不安だったんですよ。手応えを感じられていなかったので」

和田「生の反応がある舞台と違って、収録現場ではスタッフさんのリアクションがないんです。僕らがボケてもツッコんでも何の反応もないので、ウケているのか面白いのかさえ分からなくなっている。だから収録後でも手応えを感じられないんです」

荒牧「正直、これまで観客の皆さんにどれだけ助けられていたのかってことに気づきましたね。リアクションをダイレクトに感じられるってこんなにありがたいことなんだと感じて。もちろん編集したものを見たら、面白いものに仕上がっていて安心しましたが」

和田「第1回はそういう意味でも本当に手探り状態で。でも、こうすればもっと活かせるという部分に気づいたので、今後ますます面白いものをつくっていけそうだなと思います。ちなみに、第1回の前にパイロット版を作ったんですが、撮影終了後、髙木俊さんと玉ちゃん(玉城裕規)と飲みに行った時も、『あそこはもっとこうできるね』と反省会をしました。ちょっとずつブラッシュアップして、いいモノをつくっていきたいです」

荒牧は見た! 実家での和田の知られざる姿!?



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――お話を聞いていて、お二人の仲のよさが伝わってくるのですが、お互いが思う魅力はどこだと思いますか?

荒牧「別の現場ですがいつも楽屋が一緒で、そこでよく二人で寝ているんですよ。大抵、まーしーの方が準備などがあって先に支度に行くんですが、そのときいつも僕にそっと毛布を掛けてくれて。目が覚めたときに毛布がかかっていると、『あっ、まーしーがかけてくれた』と。そんな優しいところが魅力じゃないですかね」


和田「いつも寒そうにしているから(笑)。ほら風邪引いちゃいけないし」

荒牧「こういう照れ隠しもいいですね。本当に優しいです」

和田「まっきーは、見た目からそのまま魅力的な人。この『サクセス荘』でも、優しさや気遣いが随所に見られると思いますよ」

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荒牧
「本当に仕事で一緒のことが多いからね」

和田「今も、舞台の練習休みに『サクセス荘』の収録をしているから、ほぼ毎日一緒(笑)」

荒牧「さすがにプライベートまで一緒にいることはあまりないですが、この間、舞台の大阪公演で休演日があったときは一緒にアウトレットに買い物に行きました」

和田「僕の実家にも来ましたから」

荒牧「家でのまーしーを見ましたよ。いつもは頼もしい先輩というイメージでしたが、お母さんの前では甘えているというか。ちょっとかわいいなって思いました(笑)」

和田「そんなこと言わなくていいのに(笑)。今度はまっきーの家にお邪魔したいですね」

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――もし「サクセス荘」のように、サクセスを夢見る若者が集まるアパートがあったら入居したいですか?

和田「絶対嫌!!」

荒牧「僕も、自分の家で夢を目指していきますよ。みんな夢を目指しているから刺激をもらえたりするとは思いますが」

和田「サクセス荘の住人の場合は、それぞれ夢が違うから、ライバルではなく、近くにいる目標にできる人って感じですかね。そういう人が身近にいるのは大きいとは思います」

荒牧「僕が今活動している2.5次元はまだ新しくできたジャンル。これからいろんな方が有名になって幅広いジャンルで活動することで、それとともに自分の幅もどんどん広がっていくと思うんです。サクセス荘に住んでいるメンバーは、それを演じている僕らの関係に似ているのかも。役者として負けたくないという部分もあるけど、"ライバル"ではなく"同士"っていうか。これからも彼らの協力は必要。道なき道を進んでいる途中ですから」

和田&荒牧流"サクセス"の秘訣!


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――今、身近なことで"サクセス"したいなと思っていることは?

和田「今日、気持ちよく寝ることです。『サクセス荘』の撮影前は不安だらけなんですよ。それは収録日が決まったときから始まって、収録が終わったらやっと解放される。役を十分染み込ませないと怖くて現場に立てないから、台本もずっと読み込んでいて。だから、終わった後のお風呂と布団は本当に最高!! 今日これから収録なので、今夜は心地よく眠りたいです」

荒牧「4年くらい前からまーしーと『名探偵コナン』の映画に行っているので、来年も一緒に行けたらな......と思っています。今年も初日に観に行きました。お互い忙しかったので、現地集合&解散でしたが(笑)」

和田「こんな冷めきったカップルないよなって感じだけど(笑)。でも一緒に観るというのが大事なので、来年も行きましょう!!」

――お仕事において、"サクセス"するために努力していることってありますか?

和田「好きであり続けること。好きなことは、やっているとつながっていくと思うんです。今、僕らは舞台で殺陣の練習をしていますが、これだって好きにならないと上達しない。好きであることが一番の近道だと思います」

荒牧「もちろん好きであり続けることも大切ですが、冷静な状況分析も大切かなと思いますね。今の自分は何が足りなくて、どうすればいいのかを判断し、次の目標のためのステップを自分の中でつくり上げていくことが"サクセス"の秘訣だと思います」

――その努力の先に見据える、ご自身の"サクセス"した姿とは?

和田「今は『これ!』とは言えないですが、好きなことをやり続けることです。僕は、この仕事のことを好きじゃないと思い始めたら辞めたほうがいいかなと思っていて。好きでい続けることが最大の目標です」

荒牧「さっき2.5次元が道なき道を模索しながら進んでいると言いましたが、本当にそうで、目標とか先に見えるものが分からないんですよ。手探りで歩んでいった結果、どんな景色が見えるのか。それが役者なのか、そうじゃないのかは分からないですし。そのためにも、一つ一つの仕事をきっちりとやっていきたい。そしてその先に見たことのない新しい景色をたくさん見つけていきたいです」


今週の放送は料理バトル!?


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今をときめく2.5次元俳優たちが魅せるシチュエーションコメディ、木ドラ25「テレビ演劇 サクセス荘」。8月1日(木)深夜1時から放送の第4回は?

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第4回「開幕!クッキングコロシアム」
回鍋肉を作るケント(黒羽麻璃央)とチャップ(定本楓馬)の赤チーム、麻婆豆腐を作るミスター(高橋健介)とノブ(高野洸)の青チームに分かれ、料理バトルが開幕!レシピなし、制限時間は15分。果たしてどちらのチームが勝つのか?

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木ドラ25「テレビ演劇 サクセス荘」最新話は、「ネットもテレ東」で配信中!

「サクセス荘」和田雅成×荒牧慶彦

2019-07-10 22:00:00 人気2.5次元俳優が本番一発勝負! 「テレビ演劇 サクセス荘」初回を写真で先取り

2.5次元舞台などで活躍する俳優が集結する、木ドラ25「テレビ演劇 サクセス荘」が、7月11日(木)深夜1時スタート。和田雅成、高橋健介、高野洸、髙木俊、黒羽麻璃央、有澤樟太郎、荒牧慶彦、定本楓馬、玉城裕規、寺山武志(劇中部屋番号順)という今注目の10名が、"リハは1度だけ""本番一発勝負"の「テレビ演劇」に挑みます!

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都会の片隅にひっそりと佇む一軒のアパート「サクセス荘」。そこには、"ひと旗あげたい"と成功(サクセス)を夢みる若者たちが住んでいて、いつか必ず夢を叶えて巣立っていくという伝説があった......。俳優、漫画家、占い師、料理人...ジャンルは違えど、成功したい気持ちは皆同じで、個性豊かな住人が集う。とある日、新しい入居希望者がやってくるところから物語は始まる。

第1回では、「サクセス荘」に新しい入居希望者がやってくることに。しかし、突然アパートで雨漏りが発生し、住人たちは右往左往。そんなドタバタの中、いよいよ入居審査が始まる。「サクセス荘」で毎回巻き起こる予測不能な展開、役者たちのリアルなリアクションや垣間見える素の表情をお楽しみください!

ここでは待望の放送を前に、一足お先にシーン写真を公開! どんなシーンが想像しながら、放送を待って!

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さらに、「『 テレビ演劇 サクセス荘 』 ふりかえり上映会」の開催決定!
それまでに放送された回をふりかえる上映会や、キャストが登壇しここでしか聞けない収録秘話などのトークコーナー、グッズ販売などを行います。

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