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ダメ父ちゃん、ヒーローになる! 崖っぷち!人情広告マン奮闘記


イントロダクション introduction

「依頼した人がさ、それを見るんですよ。ちょっと嬉しそうな顔でさ。・・・あ、うちの会社のポスターだ。うちの店の広告看板だって・・・。そういうの好きなんですよ。」「過去は変えることは出来ないよね。でも、過去の意味は自分で変えられるんじゃないかなと私は思う」「だから、過去の意味を変えるためにも・・・しっかり生きてください」「直木賞作家 原作:荻原浩」「 超人気脚本家 脚本:岡田惠和」で送る珠玉のヒューマンドラマ!

先日、「海の見える理髪店」で第155回直木賞を受賞した、今最も注目される作家である荻原浩の人気シリーズ「ユニバーサル広告社シリーズ」。今回は、その中から「なかよし小鳩組」をテレビ東京初主演の沢村一樹を迎えて映像化!
脚本は、平成29年度前期のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」の脚本を担当することに決定している、人気絶好調の脚本家・岡田惠和。監督は映画「ひみつのアッコちゃん」、「全開ガール」など、細かな人物描写に定評のある川村泰祐。
直木賞作家・荻原浩の超人気シリーズを岡田惠和の脚本、そして沢村一樹の主演で贈るまさに珠玉のヒューマンドラマです!忙しい年末のひとときに一服の清涼剤として、家族みんなでご覧いただけます!

人生から逃げていた。
妻子に捨てられ、かつての大企業とは違う、
冴えない弱小広告会社に拾われた。
かつての情熱も野心も、今はない。逃げるように生きている。
そんな毎日を変えたのはある仕事のオファーだった。
クライアントは、ヤクザ。
"小鳩組"というヤクザのイメージアップという仕事を請け負うことに...
さらに時を同じくして、別居中の愛娘が転がり込んで来る。
そして、杉山(沢村一樹)は思う。
父親らしい姿を見せたい。
"一度で良いから、この子のヒーローになりたい!"
元妻には、恋人が出来たという。
もう大好きな娘と満足に会うこともできなくなるかもしれない。
人生崖っぷちの中年広告マン・杉山が会社の存在と、
父親のプライドをかけ、一世一代の再起をかけ、奮闘する!

スタッフ

原  作
荻原 浩「なかよし小鳩組」(集英社文庫刊)
脚  本
岡田惠和
監  督
川村泰祐
プロデューサー
田淵俊彦 渡辺良介 熊谷理恵
制作協力
大映テレビ
製作著作
テレビ東京
同時放送
テレビ大阪・テレビ愛知・テレビせとうち・テレビ北海道・TVQ九州放送

ストーリー story




杉山利史(沢村一樹)は、倒産寸前の弱小広告会社「ユニバーサル広告社」に勤めている。かつては大手広告代理店で活躍し、数々の広告賞を受賞した杉山。だが家庭を顧みなかったため、妻の幸子(広末涼子)は幼い娘を連れて出て行ってしまった。それから8年、情熱も野心もなくした杉山は、どこにでもいるくたびれた中年になっていた。
ある日、「ユニバーサル広告社」社長の石井(小堺一機)が仕事を取ってくるが、なぜか冴えない表情。そんな石井に、杉山は「会社の経営は破綻寸前、仕事を選り好みしている場合じゃない」とハッパを掛ける。
そこへ小学生の愛娘・早苗(鈴木梨央)が訪ねてきた。「元父(もとちち)」の会社を見に来たという早苗は差し入れを持参しており、年齢に似合わぬ大人びた態度で同僚たちに挨拶をする。早苗は、しばらく杉山の家にいると言い出す。いつもは一晩だけで帰っていくのに、家で何かあったのだろうか...?

翌日、杉山と石井はクライアントのもとへ出向く。なんとそこは暴力団の事務所だった!仕事は断るべきだと言う杉山に、石井は「費用は前金でもらい、すでに使ってしまった」と白状。組長の小鳩源六(伊武雅刀)に「一度受けた仕事は命懸けでまっとうしろ」と凄まれ、引くに引けなくなる。小鳩組からの依頼は、"暴力団のイメージアップ戦略を考えろ"というとんでもないものだった。杉山らが逃げ出さないよう、会社には見張り役として組員の河田薫(杉本哲太)が常駐することになる。
やむを得ず引き受けた仕事だったが、杉山は図らずも忘れていた広告への情熱を取り戻していく。自信作が出来上がり、意気揚々とプレゼンに臨むが...。

広告マンとして、父親として、起死回生を懸けた杉山の熱い闘いが始まる!

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