南武線稲田堤駅から出ると、雨だった。五郎は地図を見ながら歩く。小太り、ではなくかなり太った女性(頼経明子)に突進されそうになりちょい焦るが、無事クライアントのふとん店の佐古田(寺田濃)のところに到着。佐古田は娘の嫁入り道具をヨーロッパ製で揃えたいという。美しいお嬢さんがお茶を出してくれた。思わず「素敵なお嬢さんじゃないですか」というと、彼女はただのバイトさんで、うちの娘はコレ、と娘の小波の写真を見せられたら、なんとあのおデブちゃんだった。
とんだドッキリに逃げるようにふとん店を後にした五郎。その後腹がすいて店を探すが、途中でまた小波に出会う。倒れた子供を助けたりして、なんともいい娘だった。
引き続き店を探していると、「炭火焼肉 寿苑」の看板が目に入る。入り口はなんとも豪快に、扉が外されていた。
オモニ(西尾まり)に勧められるまま席に座る五郎。ガーリックハラミとタン塩、ライスとウーロン茶、キムチを頼む。オモニはスーパー銭湯の話が止まらない。それを聞き流しつつ、肉を待つ。やがて次々に出される肉を焼き、堪能する五郎。その後サムギョプサルと上カルビを追加する。かなりの量だがあまりの旨さにご飯と共にかき込む。なぜか塩辛まで出してくれたが、これがまた旨い。最後は常連さんが持ってきてくれた梨まで頂き、五郎は大満足して店を後にしたのだった。
ゲスト
寺田農 西尾まり 頼経明子
「炭火焼肉 寿苑」からのお願い
ご予約は2回目のご来店よりお受けさせて頂いております。少人数で営業しておりますため、混雑時はお電話に出られないことや、せっかくご来店頂いてもご入店頂けない場合がございます。ご理解頂けますよう、よろしくお願い致します。