ストーリー
1月7日(金)放送
第1話ストーリー
アシスタント歴 20 年を超えて夢を諦めた売れない漫画家・綿貫忍(39)は、 たくさんの思いを東京に残し地元に戻って筆を置いた。 だが皮肉にもその直後、昔描いた人気薄だった自作が電子書籍でバカ売れする。 そして「これが最後」だと、再度本気で漫画と向き合うことに。 そんな中出会ったアシスタントは、橘千秋(22)という美しい青年だった...。
若者にしては妙に落ち着いており、どこかしら人懐っこい好青年である一方で、時に発する意味深な発言と、何より忍への"奇妙な"アプローチを仕掛けてくる千秋に、徐々に忍は違和感を覚え始める。
「彼は、何かがおかしい...」
不穏な空気を忍の家へと持ち込んだ千秋に対して、言いようのない不安と抗いようのない興味に揺れる忍。 さらにそんな千秋と交流する内に、忍の中に積み重なっていたある種の歪みが顕在化してくるのだった...。