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2019年10月11日放送
第2話
杉並区高井戸のタンステーキとミートパトラ
井の頭線で高井戸へやってきた井之頭五郎(松重豊) は、迷いながらも待ち合わせ場所の【cafe工房 木突木】に到着する。商談相手は笑顔が可愛らしい沢村まどか(上白石萌音)。ところが商品を即決したかと思うと、沢村は高い値引き交渉を仕掛けてくる。実は20代前半という若さながら婚活パーティーを主催する会社社長で、五郎も苦笑いしてしまうほど、なかなかのヤリ手だった――。
商談を終え、運動がてら歩いて中央線の駅へ向かおうとすると、一見オフィスビルのような【レストラン EAT】に遭遇する。しかし表にはメニューがなく、手掛かりは看板に描かれた牛のマークのみ。窓から店の様子を伺うと、窓際に座るカップルのテーブルにおいしそうなシチューやステーキが...。「こんなの見ちゃったら腹が減る」と、店に入った五郎は、レストランのお母さん(中尾ミエ)に了解を得て、カウンター席を陣取る。そこは目の前で調理が見られる、ステージ最前列のような良席だと思ったが、厨房から出来上がった料理が次々と目の前を通り過ぎ、さらにメニュー表には「ア・レ」や「ミートパトラ」など、イメージがわかない初耳料理...次々と繰り出されるメニューと料理の波状攻撃に、五郎は何を注文すべきか混乱するが、"ガーリック醤油ソース"に惹かれ「タンステーキ」を注文。ランチセットということで、「チャーチャースープ」と「自家製ドレッシングのプチサラダ」も付いてきたが、このスープと自家製ドレッシングが絶品!メインの「タンステーキ」も、その分厚さとは相反する柔らかさで、五郎は幸せを噛み締める。
これで終わりかと思いきや、「食べずに帰ると絶対に後悔する」と、「ミートパトラ」を追加注文。辛口の挽肉のミート感、とろーり卵のコンビネーションに感動した五郎は、また必ず来店する事を誓うのであった。
お知らせ
- ・お電話での予約や問い合わせはご遠慮ください。
ゲスト出演者
上白石萌音 中尾ミエ