概要
1300年前に開山した尾去沢鉱山は、江戸時代以降の日本の重要な銅の鉱山の一つであった。
明治より近代化が進み大規模な鉱山へと発展、第二次大戦中には鉱山町の住人は12,500人になり、昭和30年代まで多くの人たちがこの地に住んでいたが、銅価格の低迷と資源の枯渇が原因で1978年に閉山。
鉱脈に沿って掘られた15層の横穴とそれをつなぐ縦穴が無数にあり、手掘りの場合1日30cm、ダイナマイトを使用しても4mしか掘り進めなかったにも関わらず、その坑道の総延長は700km以上に及ぶ。
#11 ストーリー