ワカコ酒スタッフが行く!
ぷしゅ~っとしてみました
第10回
七福神岩手屋(岩手屋支店)ワカコ酒Season2、第10話の舞台は、昭和47年創業の店内の雰囲気だけでもお酒がすすむ!岩手の郷土料理と地酒が楽しめる七福神岩手屋(岩手屋支店)にお邪魔しました!
お店に到着すると、のれんには気になる文字が。
「奥様公認酒造」と書かれています。
奥様公認・・・?こののれんだけでワクワクしちゃいます!
(由来については後ほど・・・)
お店に入りますと、店内の雰囲気に更にワクワク。
味のある手書きのメニュー短冊や、店名でもある七福神の置物などが沢山飾ってあり、白くて大きな檜の一枚板のカウンターがお店の雰囲気の良さを一層高めています。
そして、なんと他のお店では見たことがない、杉玉が3つも飾ってありました!
すごい迫力があります。
杉玉が飾ってあると、最高に美味しい日本酒が呑めそうー!
呑めるんです、最高に美味しい日本酒。
盛岡、菊の司酒造の「七福神」。
これ、全て七福神で全部で8種類。手前は生酒です。
店主さん、これも飲んでみな、これも飲んでみな、と次々にお猪口についでいただきました!恐縮です!
気付けば、利き酒をしているような感じに・・・笑
キレのある味、日本酒独特の風味が強く感じられる味、まろやかな味、どれも個性が出ています。中でも、生酒(火入れをしていない状態のお酒)がとってもフルーティーでおいしい!! 女性は絶対に好きな味。ハマりました☆
また、他のお店では滅多に見れないお燗器があるのです!
存在感がすごいです!
今回は冷で日本酒を飲みましたが、このお燗器で呑む熱燗は格別なのでしょうね☆
そんな最高の地酒に合う岩手の郷土料理をいただきました。
岩手名物、まつも。
味は海苔のようですが、パリパリして美味しい!まつもという名の通り、松の葉のような見た目です。
こちらはお豆腐の浅漬け。
初めて聞くメニューでしたが、塩加減と弾力のある食感が最高☆
どんどん日本酒進みます!
そして最後に気になっていた一品。
みずのこぶです!
これ、以前にテレビで見て気になっていたのですが、今夜出会うことができました☆
店主さんが、「カワバミソウという山菜なんだよ」と植物の本を出して説明をしてくださいました!こういう心遣いが嬉しい・・・☆
みずのこぶは茎の部分を食べるのですが、このこぶがシャキシャキして歯応えがいいのです。すごく美味しい。
こちらの岩手屋さん、元々は岩手出身の店主さんのお父さんが開いたお店で、今は店主のお兄さんがお店を継いでおられます。そしてこちらの七福神岩手屋は店主である弟さんが昭和47年に支店として開いたお店なのだそうです。
店主さんにお店のこだわりを伺ったところ、「こだわりなんてないよ。ただカウンターに座ってお客さんが楽しんでくれればそれでいい。カウンターに座ればみんな平等だから。」と答えてくれました。
店主さんや常連さんとの会話を楽しみまったりとお酒が呑める場所。常連さんにとっては家に帰る前のここでの一杯が最高のリラックスになっているのかもしれませんね☆
そうそう、「奥様公認酒造」の由来ですが、店主さんのお父さんの時代に常連だった東京芸大の先生が「奥様公認」と木の板に書いて持ってきたのが始まりだそう。
お店自体も16時~22時までと他のお店より閉める時間が早いので、奥様が安心できるお店という意味もあるのかもしれませんね☆
店主さんの息子さんもとっても気さくな方で、女性のお一人様も大歓迎とのことでした☆
一人酒デビューをしてみたい女性の皆さん!暖かいおもてなしが受けられる岩手屋さんに是非訪れてみてください。
©新久千映/NSP 2011 ©2016「ワカコ酒2」製作委員会