2016.05.21
第七湯
練馬桜台 久松湯からの唐辛子餃子
日の出広告(株)の営業マン・内海孝之(戸次重幸)は、練馬桜台のトリミングサロンに営業に来ていた。一仕事終え、さらに飛び込みで営業ができそうなところを探していると、美術館のような立派な建物を見つける。よく見るとその入口には「天然温泉」の文字が。住宅街の中でひときわ異彩を放つデザイナーズ銭湯「天然温泉 久松湯」。斬新すぎる銭湯に興味津々の内海は、会社に電話をし「終日打ち合わせ」とボードを書き直してもらうと「今日だけは、ということで」とつぶやきながらロビーへと入っていく。まるでホテルのフロントのような受付で、入浴料を払い、男湯ののれんをくぐると、そこには高級スポーツクラブのような脱衣場が。そして浴場のドアをあけると、さらにスタイリッシュな空間が広がっていた・・・。
- 赤井英和